これから1人で生きていくということ
いつもお世話になっております。主人が亡くなりもうすぐ四十九日です、今までは主人かいた頃に戻りたい、今、主人が好きだったものに囲まれて過ごしている日々が止まってほしいと思ってました、でも時間だけは誰もが平等に過ぎていく、1秒ごとに新しい朝を迎えるごとに、これは確実にいつか主人に会える日が少しずつ近づいているのだから、やっぱり時は止まらず戻ることもなく毎日進む方がいい夜になると明日に向かってゴーと思うのに、朝になると毎日横に寝ていたはずの主人がいない現実をつきつけられます、四十九日が終わったら私は仕事復帰です、今までは1日職場であった嫌なこたや面白かったこた、夕飯を食べながら話すのが日課でした、体調が悪い時はいつも主人が仕事を休んで病院につれていってくれました、これからはそうはいかず何でも1人でしなくちゃいけない、はじめての1人暮らしです、仕事は続けなければ生活ができません、このまま仕事に復帰して1人で生きていけるのか不安でたまりません、どうしたらいいか教えて下さい。
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姿形は見えなくてもいつも一緒です。
お早う御座います。
命の時間は期限が御座いません。旦那様と過ごされた日々や・・人生と言う冒険旅行を心に刻んで歩まれた出来事は何よりもの宝ではないでしょうか?
あなたの心の中には旦那さまの想いや願いが込められて、過去でもない、訪れてもない出来事をふと・・考えてしまって不安や心配になるよりも、この瞬間という今を旦那さまの託された想いと共に、自分らしく自分のペースで歩まれて見ませんか?
結果を急いで表そうとせずに、急がずに一気に問題を解消しようとせずに心の整理を一つずつ片付けて、心の中の旦那様と共に旦那様がしたかった事や願いを成就していく事と徐々に旦那様が大好きだったあなたの笑顔を取り戻して日々を過ごされる事こそが、何よりものご供養だと思います。
人は亡くなったら終わりではありません。私たちもいつかは此岸から彼岸に辿り着きます。その時に必ず旦那様は一番にあなたの前に現れて迎えてくれます。託された願いや想いを成就されながら、心の中のアルバムに沢山、沢山・・想い出を刻んで旦那様といつかそのアルバムを開いて、伝えて上げる為にもゆっくりと日常を取り戻していって欲しいです。
お四国のお遍路さまの衣装には・・同行二人(どうぎょうににん)という言葉が記されています。弘法大師様が先導をされてご一緒されますよ・・と言う意味です。
旦那さまは、あなたの人生を共に先導されて歩まれるのです。姿形は見えないですが、必ずあなたの想いは旦那様にしっかりと届いております。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられるのです。焦らないで、大切な心を惑わされたりせずに、ゆっくり、ゆっくりあなたらしく人生という冒険旅行を旦那様の願いと共に、仕合せに歩めますように。旦那さまも私も祈っております。決して一人ではないと言うことを忘れませんように。
いつでも心が切なくなったときはいつでもここに来てください。
旦那様に・・南無大師遍照金剛
合掌 礼拝