過去に戻りたいです。
私は最近中絶手術を受けました。
私と彼氏は私の親から交際自体反対されていた中での妊娠でした。
お互い喜びましたが、いざ親に話してみると堕ろす方向へと流されました。
その時、彼氏も流されて「堕ろしてほしい」と言ってきました。
私は、冷静に考えることが出来ないまま中絶手術を受けました。
私は、ずっと手術を受ける日の朝に戻りたいと思ってます。
彼氏とは別れましたが、お互い好き合っていて中々縁が切れません。
辛いです。
あの子に会いたいです。
でも、中絶した子は私の事なんて嫌いだと思います。
だから、もう1度妊娠したとしても戻ってきてくれることはないですよね。
あの子に会うには死んだ方がいいでしょうか。
あの子に謝りたいし、愛してあげたいと思ってます。
私はどう罪を償えばいいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
非常に厳粛な問題です。好きだった彼氏との子供ができた時の喜び。しかし、親にも反対され最終的に彼氏にも反対され、子供をおろしてしまった。その苦しみは想像してみても、本人の立場からしたらどれだけつらいことか、私には想像が及びません。
あなたの気持ちを文面から考えると、やはりあの子に会いたい、あの子を大事にしたかったという事だと思います。すでに、お腹の子供さんは仏さまになっておられます、もう会ってあの子を愛してあげることはできません。過去に戻ることは、できない、やったことは無かったことにはできない。これが厳粛な事実です。
しかし、大事なのは、あなたは様々な理由から今回子供さんをおろさざるを得なかったということ。確かに一番かわいそうなのは、その子でしょう。でも私からしたらあなただってかわいそうだと思います。だって、愛し合った結果、子供ができてしまって、本当は生みたかったのにそれが出来なかった、それはもちろんあなた自身うかつだった所もあるし、自分が背負っていかなくて行かなくてはいけないところもある、でもその事実だけ見たら、あなたもやはりかわいそうだし苦しいと思う。仏様はあなたの苦しみにも涙を流しておられるでしょう。
命を授かるという事の重さを今回あなたは骨身にしみて感じたと思います。赤ちゃんがくれたメッセージだと思って、あなた自身の命を大切にしていく、それしかできないのではないでしょうか。
また、あなたが、たとえ短い期間でもその子を愛したという事実は変わりません。その子を忘れず、その子の思いと一緒に生きていって下さい。苦しくても辛くてもその子の思いとともに生きていってほしいと私は思います。
罪を償うという気持ちがあるのならば、あなたが自分を大切にして一生懸命生きることでしょう。あなたが辛い思いをした分、周りの人や、自分と同じように悲しんでいる人を大切にして手を取り合って生きていくことです。悲しみを経験したあなただからできることもあります。
あなたはまだ若いです、人生はこれからです。苦しいことも喜びもきっとまだまだあります。ここでこうして縁を持った者としてあなたを応援したいです。元気にいて下さい。
ご質問ありがとうございます。
お腹の子のことお悔やみ申し上げます。
親が反対したのはなぜでしょうか。
彼が流されたのはなぜでしょうか。
親や彼の意見に反対してでも産んであげられなかったのはなぜでしょうか。
それはあなたと彼が精神的にも経済的にも自立した大人になっていないからではありませんか?
もしそうなら、先ずはあなた達が自立した大人になることです。
そして子供ができても産んであげられるようになることです。子供が安心して生まれてこれるようになることです。
それをあの世へ旅立ったお子さんは望まれていると思いますよ。
「もし将来、僕に弟か妹ができるのならその時は僕の分も愛情を注いで育ててあげてね、お母さん」
そのように願っていると思いますよ。
ですから決して死んだりして悲しませないであげてくださいね。
あの世へ旅立ったお子さんはあなたの沢山のご先祖様がちゃんと守ってくれていますから心配しないでくださいね。
永遠の時の中でいつか再び廻り会えますように。
質問者からのお礼
ありがとうございます。