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人から鬼になってしまいました

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人間の気持ちに戻りたいです。

私は中学の時に両親が離婚しています。
高校の時に母が自殺、葬式の日に父から紹介された女性が今の母親です。

継母は「私の為だから」と作った料理を気に入られなければ捨てられ(例:鍋物のウインナーが多かった、餃子が少し焦げていた等)、冷蔵庫の食材の使用や、指定された時間外での洗濯機・お風呂の使用はお金を払わなければならず、私の下着や服、母が生前作ってくれた服も「使えなきゃゴミ」と捨てられたりしました。父は「お前が悪い」と笑ってるだけでした。

こんな家庭環境なので、ずっと私の恨みの対象はこの二人だと思っていましたが、最近自殺した母に対する気持ちが悲しみから怒りへ変化して戸惑いを覚えています。

ずっと母の事は大好きだと思っていて、後追いも3回して全部失敗してきました。でも最近思い出してきた記憶があります。
昔冗談で「家が火事になったら私の事助ける?」と聞いた時に「当たり前よ、あんな痛い思いして生んだのにアンタが死んだらまた生み直さなきゃいけないでしょ、もう痛い思いしたくない」と言われた事。
「もう生みたくないけど子供は欲しい。その辺のおじさんでいいから捕まえてとっとと子供だけ作って生んでお母さんに渡して」と高校時代言われ続けていた事。

この2つを思い出した時、父と継母よりもマシだっただけでこの人の事も私は好きじゃないんだ、と気付いて腑に落ちてしまいました。
あんなに成仏出来たかな、とか苦しんでないかな、と心配していた気持ちが嘘みたいに怒りと恨みしか湧いてきません。

一度、知り合いから宗教勧誘され、その際に「貴方の母が苦しんでいて宗教に入って欲しいと言っている」と言われた事があります。その時も死者への冒涜に対する怒りより、自殺未遂を繰り返していた時に散々止めたのに勝手に死んどいてどんだけ身勝手だよ、勝手に苦しめよとしか思えませんでした。

これを皮切りに、自分の人間らしい心がどんどん腐っていくように感じます。
嫌な事があれば自殺して自己完結したがっていたのが、他社を殺してやるとさえ思います。心の中にいつも穴がぽっかり開いていて辛かったのに、今は大きくなった穴で逆に満たされて何も感じません。きっと私も碌な死に方しないんだろうな、と思います。

自殺から10年経つのに気持ちの整理も出来ない。私は鬼のような今の気持ちから人間に戻れますか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

失ってないよ。人の気持ちは埋もれてる、隠れてるだけです

ここでお気持ち聞かせてくれてありがとうございます。
ありがとうございます。

人間の気持ちに戻りたいという書き出し。
鬼のような今の気持ちから人間に戻れますかという結び。

私は戻れます。と回答します。

いつ戻れるとの不安もあるかと思いますが、ここで聞かせていただいた言葉は人間らしい温度の伝わるものでしたよ。
戻るというよりも、辛い悲しい体験をされていても、人間の心は隠れているだけで心や気持ちそのものは失われていないように私は感じ取りました。

現在は戻る最中でいらっしゃる。
このhasunohaに文を寄せていただいたことは、鬼への道でなく人の道を進む何よりの証かと思います。

わたしからすると大人は子を責めるだけ。「口先だけでちっとも子のためになっていない振舞いが悪い」「子を導けない父が悪い」と思っちゃいます。
一番身近な存在であった大人が親らしい振舞いをされていなかったせいで、いろいろ振り回された悲しい人生だったのはお察しします。

いつか、必要以上にたまっている「心を覆う埃」が取り払われることを願っています。

hasunohaは味方でありたいと、いつもいつも願っています。

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人の心ですから

拝読させて頂きました。
あなたの心のの中にうずまく様々な思いを読ませて頂きました。
あなたの思いがその様に様々巡るのはもっともかとも思います。私達の心の中はいつもあらゆる思いが刹那刹那繰り返しています。ある説には人は一日に八億四千の念あり、つまり思いが交錯していると言われています。
ですからいつでも怒りや憎しみや恨みや殺意も心に湧き出てきますし、労わりや慈しみや感謝の気持ちや喜びも湧き出てきます。

あなたは人の心を持っているのです。そして地獄の鬼のような心ももっているのです。それはあなただけではなく私達全ての者の心の中にあるのです。
あなたが今も抱えているその様な怒りや憎しみや恨み殺意、そして悲しみや苦しみも宜しければどうかここでもお話なさって下さいね。そしてあなたの心の中から出して下さいね。

怒りや憎しみや恨みはその思いを抱く者の心の中に巣作って汚して犯していきます。その思いをできればすっかり出してしまいましょう。そしてあなたの気持ちを軽くなさって下さいね。

又例えばあなたのそのお気持ちを紙に書いてみましょう、そしてうちのお寺に送って下さいね。書いた文章を封筒に入れて封をしてその上からまた封筒に入れてお焚き上げ希望と書いて頂ければ中の文章を見ることなく、仏様の前でご供養させて頂きお焚き上げつまり燃やしてしまいます。

仏様はあなたの思いをありのまま受け止めて下さいます、そして全てを清めて下さいます。あなたの心を清めて怒りや憎しみや恨みや殺意を消し去って下さいます。
生きている中ではその様な思いが私達の心にはびこってきますから合間合間にあなたの中から出してしまいましょうね。

又宜しければこちらもご参考になさって下さいね。
http://www.bouzsanga.org/
もしかしたらあなたの心にすっと入ってくる言葉もあるかもしれません。それは今ではないかもしれませんし何かのきっかけで気持ちが変わるかもしれませんからね。気分転換の気持ちで気軽にご覧になって下さいね。

あなたが心安らかに穏やかに毎日を過ごし、心豊かに幸せに生き抜いていかれます様切に祈っています。
またあなたのお気持ちをお聞かせ下さいね。あなたを心からお待ちしています。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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