家に居たくないです。
初めまして。うみと言います
家庭環境についてご相談があります。
最近親と揉めたのですが、その際に
家にいても居心地が悪い、中学3年の頃あたりからそう思っていた、という話をしました。
その話をすると両親は居心地が悪いなんておかしいと私に言ったのですが
私はおかしいのでしょうか?
たくさん両親には迷惑をかけ、感謝していることももちろんあるのですが、それ以上に居心地が悪いのです。
休日は家族で出かけるとか、家族はこうでなきゃいけないとか、小さい頃当たり前のようにしてきた事が、きっかけはわからないのですが大きくなってから何か違和感を感じるようになったんです。
そこから家を出たいという気持ちしかないです。
私はそれでも実家にいなきゃいけないのでしょうか。違和感を感じるのはおかしい事なのでしょうか。正しい家族の在り方がわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの感じ方は間違っていません。自分を一番大事にして。
勇気をもって相談して頂いてありがとうございます。これは1つの意見として聞いて下さい。
うみさんの感じ方は間違っていません。親といっても、子とは違う人格です。居心地が悪いと感じても何もおかしくありません。自分の感じ方を大切にして下さい。自分を本当の意味で大切にできるのは、自分だけです。親は十分に大人ですから、本人達に任せておいていいのです。
親に感謝することも大事かもしれませんが、それは自分が思ったときにすればいいのであって、誰かから言われてするものではないでしょう。
私自身、子供のころから居心地が悪くて、ずっと家を出たかったです。大っぴらに反抗することは無かったですが、一刻も早く家を出たくて高校卒業と同時に家を出ました。それがすごくよかったと感じています。離れてみて、後になって、父も母も余裕が無かったんだな、でも、やっぱり大人としてはよくなかったよな。(例えば父は家で暴力を振るい、母は子供に父の悪口を聞かせたりしていた事。)でも許してあげようと15年くらいたって思えるようになりました。あの時、家にいたままだったらこういう風に客観的には見れていなかったかもしれません。家庭の問題は、家の中で閉じてしまうのでおかしなところや、外から見たら異様な事でもそのままになってしまうことが多々あります。でも、自分の自然な感性で何かおかしいと感じていることは大体合っているものだと思います。私自身大人になってから、自分の家族はやはりどこかおかしかったんだと知りました。でも、それは認めがたかったです。家族の問題について本を読んだり、ノートに書いたりしてやっと自分の中で消化することが出来ました。生まれは選べない、家族は選べない、だから、そこで一番大変なのはやっぱり力の弱い子供達なのです。遠慮しなくていいです。やっぱり何だかんだ家族の中で一番力を持っているのは親なのですから。弱い立場の子供は守られねばなりません。でも守られていないと感じたら、自分で自分を守ることも必要です。私が読んで救われた、家族関係の書籍を紹介します。もし、時間があれば、家族関係の本を読んで勉強してみてもいいかもしれません。家族について悩んでいる他者の話は救いになります。
家族卒業(速水由紀子)、母がしんどい、それでも親子でいなきゃいけないの? (田房永子)、毒親サバイバル(菊池真理子)、生きる技法(安冨歩)…等