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生きているのが辛い

回答数回答 4
有り難し有り難し 39

私は小さい時から、原因不明の手の震えが止まらない病気に悩まされ、パッと見は解りませんが、工作などの授業では、友達に馬鹿にされ、親にも怒られていました。病院に行っても治らず、大人になっても悪くなるばかり、勤めてる会社でも馬鹿にされてます。そこに加えて外見も不細工で、女性には気持ち悪がれる始末。いつか良い事が有ると信じて生きて来て、もう50を過ぎました。他人からいじめを受け馬鹿にされた人生。ようやく自分に好きな女性が出来て告白したら、気持ち悪がれ、怒られ拒否されました。心が折れてしまいました。この何日かは食欲も無く、眠れない日々が続いています。顔を整形しようにも金が無いし、結婚相談所に行って、会っても一回だけばかり。二、三年前は体調が悪く入院しました。どうなんですかね?生きていても、何も良い事無いですよ。酒飲んで泣いてます。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

受け入れるという勇気も時に必要です。

初めまして、今日は。

人は誰もが、明日の命も明日が訪れるという事は保証されていません。そして、何かのきっかけにより、忘れてしまっている大切な気付きを与えて頂くのです。

当たり前という事も、無駄な出来事も、無駄な命も一切ないのです。

自動二輪の免許を学生時代に取得して、週末のミニ旅行を楽しんでいました。ある日自分は大丈夫だろうと思っていた事が覆されました。事故により顏に深い傷を多数作ってしまった出来事がありました。口の周りはいまだに神経がない部分があり寒い日は引っ張られるような違和感など後遺症があり、気を付けていなければ食事時にこぼしてしまう事や言葉が上手く話せない事があります。事故当時は正にホラー映画に出て来るほどの顔で自分でも鏡が見れませんでした。バスでも電車に乗っていても、避けられ立ち食い食堂では、他で食べて!と追い返された事もあります。外に出て色々な場所に行くことが大好きだったのですが、その出来事により外に出る事が怖くなりました。当時、お寺のご住職様と家族の様に接してくれていたおばあちゃんの家にも時々、遊びに訪れては泊まっていました。おばあちゃんは気さくな方で沢山の方が訪れ、その中に、小学生の子が居ました。時々遊んであげていたのですが、私の異変に気が付き・・痛かったね、傷で顔が変わってもお兄ちゃんに変わりない!と微笑んで変わりなく接してくれました。その言葉に救われ、傷を絆創膏で貼って隠す事を止めて堂々と顔を上げて歩くようになる事が出来るようになりました。

与えて頂けた命や身体は、何千年と幾度も困難を乗り越えて来た先人方の生き抜いた証であり、父母の想いや願いがさらに重なって、この瞬間を生きているのです。姿形ばかり追って、大切な事を見失っていませんか?

姿や顔は整形が出来ます。心はどうでしょうか?どんなにカッコよくても、心が曇っていたら・・チヤホヤされるのは一時だけです。不平不満を言ってしかめっ面では、そのような人生になってしまいます。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられます。ありがとうと言う言葉を徐々に不平不満から脱出して増やして笑顔に変えて見ませんか?あなただけしかない良さがあります。それらをプラスに変えて、ちょっとの勇気と努力で全てを変えられるのです。夢も希望も捨てない限り逃げません。あなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように。合掌

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永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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まずはゆっくり呼吸をしてみます

お辛いことと存じます。
「存じます」と申したのは、わたしもあなたの苦しみを
わかるはずもないからです。
「わかってほしい」
その願いをくみ取ることは出来ても本当にわかるわけではない。

恐れながら
ひとつわかるのは、こちらの文章をよんだだけでも
あなたには「近寄りがたい」ということです。
どこか近寄らせないようにしている気配を感じ取れるのです。

それは、あなたがあなたを嫌いである、というところが
わたしは一番の原因ではないかとみています。
自分を「嫌い」のオーラで包んでいるひとを、
つつみこむのはほとけさまくらいです。
普通のひとにそれをもとめても無理でしょう。

ならばあなた自身がほとけさまになったらいいと思うのです。
これ以上にない絶望と劣等感を味わったあなただからこそ、
あらゆる人の「嫌い」を包み込める、尊いほとけさまに、
生きながらなれるのはあなただけでしょう。

自分自身を、だれでも受け入れるような、ほとけさまの気配で
包みこんでしまえばいい。
ちょっとどうすればわからないというなら、

近所のお寺さんの本尊さまにお参りしてみる。
本尊様と向かいあい、手を合わせ静かに目を閉じる。
ゆっくり呼吸をしてまた再び本尊様を拝む。
さっきとは違う気持ちになれる、かもしれません。

物事は必ず移ろいいくとお釈迦様という方は示されています。

うるさい、なにも変わらん。どうにかしろ、と言っているうちは、
自分で自分を留めてしまって、それこそどうにも変わりません。

どうしたいかはあなた次第です。

わたしにできるのは、ただただあなたに祈ることだけ。
情けない限りです。でもあなたの幸せを祈らずにはおれません。
あなたの道にさちあれ。さちあれ。合掌。

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おきもち

しかたない

手の震えですが原因不明なら治しようがないです。原因がわからないのが辛いとこです。

震えをばかにしたりそれを取り上げてイジメをするというのはダメですね。自分でも治しようがないのに。

自分でも原因がわからず苦しんでるのに親や友達は勝手なことばかり。それによって自分は苦しくなる。ほっといてくれたらいいのに。

まぁ人は勝手ですから。勝手なことしか言いません。

好きな人に告白されたとのことですが、うまくいかないこともあると思います。相手がいることですから。まぁ時間をおいてもっと仲良しになってからもう一度告白してみるとかはいかがでしょうか。

なんにしても人に振り回される人生ですね。私も他人の目や意見が気になります。でもって批判されると嫌な気持ちになります。

生きるって苦しいですね。

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好きな食べ物はスイカです。
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折角の人生ですから

拝読させて頂きました。あなたが今まで身体のことで辛い思いをなさっていらしたことを読ませて頂きました。あなたのお気持ちを詳細なところはわからないかもしれませんがあなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
あなたの今までのことや思いをこの場所でもじっくりとお話なさってみて下さい。そしてあなたの中から出してみて下さい。あなたの中だけでため込まずにあなたの中から吐き出してみて下さい。
それと折角の人生ですからあなた自身行動なさってみて下さいね。今はコロナウイルス感染症の流行で沢山の方々が外出できない状況にありますが、必ず終息します。それに備えてあなた自身活動なさってみてはいかがでしょう。その中で新たな発見や出会いはあるものです。
例えば私の友人は「寺社コン」を主宰していて沢山の方々の出会いを提供しています。https://jisyacon.com/
その中では様々な恋愛相談も受け付けていますし、様々な寺社イベントに参加するツアーも企画しています。宜しかったら気軽な気持ちで、気軽な出会い探しで参加なさってみてはいかがでしょう。
或いは恐らく落ち着いてくると各寺院や神社では様々な行事やイベントが企画させてきます。例えば「写経会」「法話会」「座禅会」「念仏会」「声明コンサート」等々企画されますので、積極的に参加なさってみはいかがでしょう。
その中であなたに興味や関心が湧くものもあれば、好きになるものもあるでしょうし、新たな出会いも必ず訪れます。
一人一人私達はコンプレックスもありますし、苦手なこともありますし、緊張してしまってできないこと、思うようにならないこともあるものです。
それは一つひとつ私達の特徴です。それを少しずついろいろな形で乗り越えていきましょう。
あなたの人生はこれからです。あなたはここでも私達とつながっています。せっかくいろんなことにトライなさって下さいね。
そしてまたあなたのお気持ちをお聞かせ下さいね。あなたを心からお待ちしてますね。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

あんたはなにも解ってなんかいない。偉そうな言葉ならべるな!こっちは毎日馬鹿にされているんだ。今日も明日も明後日も!死ぬまでだよ!

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