異動してきた上司が怖い
久しぶりにご相談致したく投稿させていただきます。
現在私は不安障害の治療をしながら福祉施設で働いております。昨年4月からの仕事もなんとか続けられている状況です。
今までも焦って同じミスをしてしまったり、他の職員を怒らせてしまったりとおろおろすることが多かったのですが、4月から異動してきた上司がとても怖く、毎日緊張しながら職場に向かっています。
上司はとても的確に指示をくれるのですが、言い方が強く、「この仕事向いてない」ということをぽろっと言ってしまったり、詰め寄るような形で叱責したりと、「正しいことを言われているのに怖くてたまらない」という雰囲気を持っている方です。
他の職員さんも同様に叱責されているところを見かけるのですが、どうやら私に対しての当たりが特に強いようで、周囲からも心配されるほどです。
自分の下雑な性格やすぐに慌てること、基本を覚えていられないことがいけないので、私自身がそれらを直さない限りどうしようもないとわかっているのですが、中々自分を変えようにも難しく、逃げ出したくなることが多々あります。
また、以前勤めていた職場の、理由もなくすぐに当たり散らす人たちのことがフラッシュバックしてしまい、彼らとは違うと分かっていても動悸や吐き気が出てしまうことがあります。
どうすれば怒りっぽい人、言い方のきつい人の言動と付き合うことができるでしょうか?
方丈様方のご意見をいただけたら幸いです。
嫉妬、怠惰、怒り、憎しみ、被害妄想、自己完結、緊張、不安、焦り
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
2つの対策
こんにちは、初めまして。
仕事場の人間関係のことですから、逃げることも出来ずお悩み深いことでしょう。
ご参考になればと思って、私の思うところを書きます。
余談ですが、「方丈」或いは「下雑」など、お言葉遣いが豊富ですね。教養の深さが文章に出ている印象を受けました。
私も、大学を出てから一時期介護の仕事をしていましたので、その様子はある程度想像することが出来ます。しかも、上司ですから接触を持たないわけにはいかないという厄介さがありますね。私は、対策として2つあると思います。
1、感情を受け取らない
「上司はとても的確に指示」とのことなので、効率や正確さ、入所者さん目線の対応などについて、正論をズバズバ言われるタイプなのでしょう。ただ、「詰め寄るような形で叱責したり」や、あなたに仕事の向き不向きを言うなど余計な一言がつくという欠点もあるようです。
仕事として有用な指示、つまりその内容については当然ながら受け取る必要があります。しかし、それに伴う相手の気勢や雰囲気を極力受け取らないようにする、ということが心の健康のためにも大切だと思います。極めてドライに対応するということですね。
あなたは、「不安障害」を抱えておいでなので、予期不安や過度に相手の心情を思い量ることは宜しくありません。指示は聞く、その通りにもする。しかし、前もって、先回りして考えない。何か言われても、時々右から左に聞くぐらいにする(これも難しいのですが、努力目標で)ぐらいの気持ちで十分だと思います。
2、孤独にならない
「どうやら私に対しての当たりが特に強いようで、周囲からも心配されるほど」とあります。今のところ、同僚同士の連携は取れていると思いますが、今後も横のつながりを大切にして折を見て少し吐き出すお手伝いをしてもらうと良いと思います。こういったことは、孤独に抱えてしまうとより悪い方向にいきます。
案外話してみると、同じような体験、自分だけじゃなかった、もっと酷いケースもあったなど気づくことも多いはずです。
以上、当たり前のことを述べたかもしれませんが、私の思いつくところを述べました。高圧的な人は、下手に出る人をより好んで責める傾向もあると思いますので、時には胸を張って堂々してみせることも小手先かもしれませんが大切なことだと思います。
ご参考になれば。
応援しています。
質問者からのお礼
方丈様
早速のご回答本当にありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。
とても具体的でわかりやすいアドバイスをありがとうございます。
上司の言っている内容を受け取り、雰囲気は極力受け取らないよう、内容だけを頭に留めておくよう頑張ります。
また、横のつながりは大事にして、自分自身だけでなく他の同僚も話し合える場所を作れたらと思います。
対人援助の道に正解はなく、模索する日々ですが、方丈様のご回答を読み返しながら頑張ります。ありがとうございました。