人が怖くて喋れない
育った環境などが原因で、極度の人間不信で人が怖くて、本当に心を開いた相手以外に意見を言ったり、普通に話したりができません。
物心ついた頃から母は、あの人は人を平気で貶める人だ、とか、みんなお母さんの敵だ、とか、肉親も含めて母にちょっとでも嫌な思いをさせた人のことをいつも大げさに嘆きながら語り聞かせてきました。
幼かったわたしは真に受け、お母さんを泣かせるのだからその人たちはみんな悪い人だと思い込みました。
母は、祖母や祖父、はてには父の悪口まで言い続け、わたしは誰を信じていいかわからなくなってしまい、大人とまともに話すことができなくなっていきました。
そしてさらに、何か気に食わなかったのか近所の友達のお母さんの悪口も母はしつこく言い始め、聞かされ続けて、友達のことも信じていいのかわからなくなり、どんどん人間不信に陥り、保育園までは言いたいこともはっきり言えていたのに、小学生に上がる頃には、はい、いいえ、すらまともに言えないほど、人も、人と話すことも怖くなってしまっていました。
更に母は、極端なほどにわたしが反論するのを嫌っていました。
少しでも、「それは違うんじゃないかなあ」と意見を言えば、「あんたまでお母さんの敵に周るの!?お母さんに味方なんて誰もいないんだ!」と言い、泣き叫んだり部屋に引きこもって壁を叩いたり、と、気が狂っていました。
それを見続けて、意見を言うのは悪いことなんだ、黙っていればすべて丸く収まるんだ、と、わたしは何も喋らなくなりました。
とはいえ、中2くらいの頃にはお母さんの癇癪も収まり、ちょっとずつ人と話すことができるようになり始めたのですが、丁度そのころ、同じグループだったそんなに仲良くない子に強く嫌われ、いじめられました。
最終的に仲直りはしたのですが、意見を言うことはやっぱり悪いこと、嫌われることなんだ、と強く刻みつけられてしまい、それ以来そんなに仲良くない人がいる場面では意見を言うことができないままです。
正直、一番の要因になった母の言動に関しては非常に怒りと憎しみを覚えています。
母自体を嫌ってはいませんが、あれがなければもう少しまともに人とも話せただろうし、生きやすかっただろうと憤りを感じます。
いまは、とても、生きにくいです。
でも、過ぎたことです。
少しでも人間不信を軽減する方法を知りたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたをお待ちしていますね
拝読させて頂きました。
あなたの状況やあなたのお気持ちを読ませて頂きました。あなたが今生きることがつらい、人とのコミュニケーションが大変なことを読ませて頂きました。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたが大切な方です、あなたは自由にあなたのお気持ちや意見をお話しなさったり、お伝えなさっていいのです。
沢山の方々が私たちの周りには生きていますからいろんな意見や思いがあっていいのですし、あなたの思いも尊重されます。
あなたのお母さんは今まで人からいろんなことを言われたり傷つけられたりして、周りの方々が全て自分の敵であるような幻想をもってしまっているのかと思います。そう考えてしまうこともお母さんにとってやむを得ないのかもしれませんが、よくよく考えてみれば全て敵、ではありません。敵であればお母さんは存在できません。
私たちはあまた様々な無数の恵みを与えられて今存在していますし、沢山の方々に育まれてお世話になって生きています。ですからあまた沢山の味方がいます。
お母さんにそうお伝えなさってもなかなか受け入れられないとは思います。よかったらお母さんにもこのサイトを教えて下さいね。
あなたは今でも沢山の味方や恵みの中で生きてます。
先ずは慌てずに「いろんな方の意見を見聞きすること」です。
世の中ではその時や状況によっても善いこと悪いことは移り変わるものです。様々な世情の中でいろいろ見聞きする中であなたなりの考えを持っていきましょうね。
これからどうかゆっくりと様々な方々の意見を聞きながらあなたなりの生き方や考え方をあなた自身で作っていきましょう。
ちょっと気をつけたいことは「人を誹謗中傷したり攻撃したり非難しないこと」は大切かと思います。
他を非難して排他的になった先には悪しかありません。歴史が示す通り他をおとしめ傷つけなきものにしようという者には未来はありません。遅かれ早かれ孤立してしまいますからね。
自分も大切な存在ですし、同じように他の方々もそれぞれに大切な存在です。
あなたがこれから心から安心して皆さんと仲良く毎日を生活なさっていきます様、お健やかに明るく成長なさっていかれます様心から祈っています。そしてあなたを心から応援していますね。
またあなたのお話お聞かせくださいね。あなたをお待ちしていますね。