弟と母が憎い
失礼します、28歳男性です。母親と弟が憎いです、特殊な劇団業に産まれました、代々家業を継ぐのが通例ですが母が離婚した為、解散しまして私が立ち上げました
母親と弟と一緒にやっておりましたが、弟が同役職になってから振る舞いが荒れてきました、毎日酔って暴れる、仕事もろくにやらない、女性問題は起こす、、、
あまりに傍若無人なので上司から謹慎を言い渡されました、それから母と私が切り盛りしておりましたが、謹慎中も反省がなくひどい振る舞い、挙げ句には私に喧嘩を売りにきたりなど酷い有り様でした。
最初は母と上手くやっておりましたが、最近になってお前が弟を追い出した、金が全てか、弟を返せ、お前が助けてやれと暴力を振るうようになりました、仕事上の上司でもある母のため逆らえずされるがままにしておりました
私が出したわけではなく、業界の上層部からの謹慎なので筋違いも甚だしいです。
無論、そうなる以前から弟と協議してきましたが、改善の兆しはありませんでした。
最近では希死念慮がとても強く私物などを捨て始めて身の回りを片付けるようになってしまいました。
資格はもってますが、ろくに勉強もしてこなかったため、仕事をやめて母から離れることも中々思いきれません、また座員の生活も思えば死ぬに死ねません
私はこうまでしても、理不尽に耐えなければならないのでしょうか?
早く楽になりたいです、解決策や心掛けなどありますでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
泣いて馬謖(ばしょく)を斬る
こんにちは、初めまして。
お悩みの深さが文面から伝わっています。
お辛いでしょう。
あなたの「劇団業」には「業界の上層部」があるという構造だと思いますので、これを前提にお答えします。
お悩みの大きな枠組みとして、業界の一員であり、座員を抱えるリーダーとしてのあなたという公の部分と、家族の問題という私の部分が混在していることがあると思います。これをどうさばいていくかに、お悩みの解決の端緒があると思います。
ご存知かもしれませんが、表題の言葉は有名な三国志を背景とした故事成語です。
蜀の名軍師・諸葛亮孔明には、手塩にかけた愛弟子・馬謖がいました。自分の後継者とも目していたとても有能な将でした。ある時、孔明は敵国・魏に攻め入らんとして、一世一代の大勝負に出ます。その際に、重要な一翼を馬謖に任せ、事前にその動きについて命令を出していました。
しかし、馬謖は自らの智に溺れ、命令外のことをし、かつ劣勢に置かれた自軍を見捨てて自分だけ逃げてしまい、結果、蜀は大敗してしまいました。孔明は、命令違反、軍紀を乱した罪で捕縛されました。その時、孔明は蜀の未来のため、いかに可愛い後継者であっても、為すべきは為すべきとして、泣く泣く馬謖を斬り処分をしたのです。
孔明は、私の感情に心乱れつつ、公を優先すべきなのが自分の役割だと考え抜いた末の結論だったのでしょう。
あなたも、一座を率いるリーダーだと思います。
それは、座員の多くの人の生活と、あなたの演劇を楽しみにしている人の期待を背負った重責だと思います。この責任のある公の立場にあっては、公を優先し、私を後回しにする必要性が出てきましょう。
あなたは、弟さんと話し合いの場を持ち、チャンスも与え、十分寛容に接してこられたようです。私の部分は十分でしょう。
弟さんが脱落せざるを得なかったのは、「業界の上層部からの謹慎なので筋違いも甚だしい」というあなたの公の論理をどこまでもお母さんには貫いていきましょう。お母さんは、私の部分が大きくなっているのかもしれません。
再び、弟さんの話が出たならば、その判断をした「業界の上層部」に言いなさい、と突き放すのです。お母さんも、公の一部であり、筋を通さない話は受け付けない。バッサリと一線を引き、その態度を変わらせるのが宜しいと思います
公明正大なリーダーであり続けて下さい
応援しています