お墓の遺骨と納骨について
初めて相談させていただきます。
25歳で旅立ってしまった長男の納骨を控えています。
先祖代々のお墓が我が家所有の山の上にありますが、主人が確認しに行ったところ問題がいくつかありましたので相談したいと思います。
我が家は浄土真宗 本願寺派です。
納骨してあるところを開けてみると骨壺に水が溜まっていたり、ビニール袋に遺骨が入れてあったりという状況だったらしいのです。一番最近の遺骨は40年位前に亡くなった主人の祖母のものです。その状況ではいけないと思った主人が骨壺を新たに2個購入してきました。無造作(?)に置かれた遺骨をまとめて新しい骨壺に入れて収めようと思っていますが、それで大丈夫なのでしょうか?
また、長男の骨壺は大きいものを用意していまい、お墓の納骨室の入り口から入れることができません。お墓は昔のもので入り口がかなり小さかったようです。
主人は長男の遺骨を砕いて収めるか、2~3個に分けると言っていますが私はそれが納得できずにいます。
早すぎる息子の旅立ちをまだ受け入れられずにいるのも正直な気持ちであり、お墓のことをゆっくり考えながら納骨を先に延ばすこともありかとは思うのですが、49日に納骨をするべきだとも言われて迷っています。
(小さな分骨壺を自宅に置いて49日に納骨することで一度は納得したのですが、お墓の事情が分かってからまた悩んでいます。)
菩提寺の住職は現在お寺には住んでおられず(尼さんで嫁ぎ先の一般家庭にいらっしゃいます)お勤めがある時だけ来られます。お彼岸勤め、お盆勤めはご高齢(70代)ということで、最近はされていません。後継者は今現在いらっしゃいません。そのような状況で相談しにくいと主人は言っており、こちらで相談させていただきました。
長々と書いてしまいましたが、どうかご教授お願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
遺骨のお取り扱い
遺骨は、いついつまでも保管しておくべきものではないと私は考えます。よって、お墓には骨壺に入れて収めるのではなく、丸裸で土の上に置くか、サラシや半紙に包んで収め、微生物によって分解され、最終的にはきちんと土に還れるようにすべきだと思います。
しかしながら、長男さんの遺骨についてはちょっと事情が違うのかもしれませんね。たしかに、いつまでも未練を持たず思いを断ち切るという意味では、できるだけ早めの納骨がよろしいかと思います。とはいえ、もしお母さんであるあなたに決心がまだ定まらないのであれば、慌てて納骨してしまうことはないのではとも思います。「あなたの遺骨が手元になくても、お母さんはもう大丈夫」と思えるその日が来るまで、もう少しお手元に置かせていただいて、あなたの心の支えとして、あとちょっとだけお世話になってはいかがでしょうか?
もちろん、宗旨宗派や菩提寺の住職さんによって見解には諸説あるとは思いますが。
質問者からのお礼
転落院様、ありがとうございます。
遺骨を土に還れるようにというのは聞いたことがありましたが、ずっと先のことだと思っていました。今、お墓に入っているお骨はもう土に還してもいいのですね。安心しました。
また、息子の納骨に関して、私の気持ちを汲んでくださる回答に心よりお礼申し上げます。私の心の支えとしてもう少し、傍に居てもらうことを考えたいと思います。
まだまだ前には進めそうにもありませんが、こちらでお力をお借りしつつ上を向いていこうと思います。
この度は、ありがとうございました。