遺骨を預かってもらうお寺
子どもの遺骨を預かってもらうお寺について悩んでいます。ここで詳しく書くとお寺と人物が特定されてしまうので控えさせてください。
私の両親はまだ元気ですが亡くなった時に、両親の遺骨と子どもと一緒に先祖も納骨しているお寺へ永代供養と考えています。
まだまだ子どもの遺骨と離れ難いのですが、前に進む方法が見つからず、遺骨を信頼できる近くのお寺に預けたいと考えるようになりました。
子どもが亡くなってから何度かお寺のご夫婦にお会いしました。失礼かもしれませんが、修行をされたとは思えない、人の話を聞く姿勢ではなく自分の家族の話ばかり、お寺を商売と言うことから不信感があります。修行をされてないと感じるのは、百箇日を過ぎた頃、私が四国のお遍路に行き、先達さんから沢山の為になるお話を聞いたからかもしれません。
3時間の滞在のうち2時間半は上記のようなお話、子どもの遺骨のこと、一周忌のことに話をやっと戻すことができ、帰ることができました。
どんなお寺でもおそらく朝晩読経してくださるでしょうし、たとえ門がいつも閉まっている街のお寺でも、私が日中不在の家より子どもにとって良いのではと思い相談に行きました。
小学生のお子さんもいて、お金がかかるという話、高級車2台。妬みかもしれません、所得の少ない私ですが決められた金額を提示されればお布施するつもりです。
もし預かってもらえるとして、本当にこのお寺でいいのでしょうか。子どもにとって、自宅から近くて安心できるのではと思います。このお寺でいいのか、教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信頼とは信じて頼ること。
ご質問拝読いたしました。
お子さまの御逝去
謹んでお悔やみ申し上げず。
ご質問を拝読して思うのは、
もうご自身で結論を
出されていますよね。
こちらには預けない。
近くて便利なので、
一抹の逡巡があり、
背中を押して欲しいのだと、
感じました。
信頼とは、信じて頼ることです。
信じきれない以上、
大切なお子さまの御遺骨を
預けるべきではないと、
思います。
ご質問を拝読して、
未だにお気持ちの整理が
ついていない。
事実を受け入れられずに、
お困りになっているのを、
推察できます。
愚僧なら、
あなたさまのお気持ちに、
寄り添って、
お話に真摯に傾聴すると、
思います。
想いを吐き出すことで、
救われることもございます。
御自宅でお祀りされるか、
他をお探しくださいませ。
当面は御自宅にて、
日々お声掛けする。
月命日には、
お好きな物をお供えして、
御供養されるのが、
よろしいかと思います。
お子さまからしたら、
毎日毎日悲嘆に暮れる
親御様を見るのは、
辛うございますよ。
さあ、笑顔で、
前を向いて歩いてくださいませ。
お子さまにとっては、
何よりの御供養かと、
思います。
ご多幸を祈ります。
ご自分のお気持ちを大切にしてください。
モフ 様
ご子息を亡くされて、大変な思いをされていると拝察いたします。
遅くなりましたが、ご子息のご冥福をお祈りいたします。合掌礼
モフ様のご両親のお気持ちもわかりますが、まずは、ご自分のお気持ちを大切にしてください。
本当に納骨は今必要か、もしかしたらせめて3回忌ぐらいまで(あるいはもっと長く)は、自宅に一緒に居て身近に感じていたいと思っていないか、
と、今一度、自分に確かめてみてください。
そのうえで、自分にとって信頼できるお寺とはどんなお寺かイメージしてみてもいいかもしれません。お寺の内情は解らないにしても、お寺の境内の雰囲気、ご住職の感じ、など、ご子息と一緒に散歩してみるような感覚で、いろいろ回ってみるのもいいかもしれません。
ご実家の宗派のこともあるかもしれませんので、多少の宗派の教えとかの内容もご子息の供養になると思って調べてみて、モフ様の納得のいく供養と納骨を選択してもいいと思います。
そのことに、期間をある程度ついやしてもいいと思います。
お子様と二人で歩んでいける、そのことが感じられるといいですね。
参考にしてください。
一礼
追伸、お礼メッセージありがとうございました。
プロフィール追記読みました。縁はどこにあるかわかりませんね。でもやはりご自身が、落ち着く安らぐことを最優先にされることをお考え下さい。
優しい気持ち、あたたかな感じ、を大切にしていけば、お子様も喜ぶようになると思います。ご自身のお身体も大切にしてくださいね。再礼
追追伸:お気持ちをいただきありがとうございました。ご厚意に感謝申し上げます。合掌礼拝。
お困りの時は、またどうぞご相談ください。再礼
まずはモフさんご自身です。
お子様のご冥福をお祈り申し上げます。
他のお坊様もすでにお答えをされておられますが、結論から申し上げれば、お母さまであるモフさんが、気に入っていないお寺に預けてどうするのですか。
そんなお寺にお子さんを預けても、一番はモフさん、そしてお子さんが悲しい思いをするだけです。そして近い遠いは関係ありません。
宗旨宗派は多々ありますので、ここでは問いませんが、まずは、お母さんであるモフさんご自身が、ああこの住職であれは安心、心が安らぐ。という選択肢はありませんか。と思います。
ご供養するということは、ご供養される方が納得することです。その思いが届けられるのです。すべて心・思い・意識の世界です。
不信感が拭えないなら別のお寺を。
質問者からのお礼
プロフィールを追記しています。
早々のお返事ありがとうございます。お会いしてもない私たちに、暖かいお言葉、涙が溢れてしまいました。
釋孝修さま
たしかに、お寺の境内の雰囲気、ご住職の感じ、大切ですね。2人でお出かけのつもりでまわってみます。外出する理由ができました。ただ宗派で探すと限られてきますので、宗派を問われないお寺もいいかもしれません。
花山雲吉さま
信頼とは信じて頼ること。まさにその通りだと思います。子どもの入院から、命の決断、検死、葬儀等々全て私が決めなければならず選択の時に相談する人がいないのです。様々な場面で人を選ぶようになってしまいました。
和田隆恩さま
私が元気なうちは、自宅で供養ができるのですが、私に万が一があったときに、誰も納骨の手配ができない可能性を考えると、子どもだけでも落ち着いたきれいなお寺でと思うのです。それまで、毎日好きな食べ物、好きな本などを供えていきます。
鈴木海祥さま
すべて心、思い、意識の世界。私が供養の方法に納得することが一番ですね。家族が全ての決断を私に任せてくれるのは、そういうことですね。