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失言を度々後悔しています

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最近、度々人を傷つけてしまうような発言をしてしまい、発言後に何度も後悔しています。

相手が私の発言に対して、傷付いたと伝えてくれたので、更に反省し、後悔しました。
今現在は、反省と後悔と自己嫌悪の感情でぐちゃぐちゃになっています。
特に自己嫌悪がひどく、人を傷つけるような人間がこの世にいていいのかとまで考えてしまいます。勿論、死にたいわけではないですが消えてしまいたいという気持ちがあります。

傷つけた相手は家族であり、面と向かって謝罪はしましたが、好きな家族へそんなことを言ってしまった自分への自己嫌悪が収まりません。

出来ることなら全部リセットしたいです。元々そんなこと無かったのに、今は人(特に家族)と話すのがすごく怖いです。

自己嫌悪は性格的なもので、もう消えないのでしょうか。どうすればポジティブなコミュニケーションが出来るでしょうか。

何卒よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自己嫌悪自体に善も悪もない

拝見いたしました。
私も自己嫌悪的な性格の持ち主ですので、お気持ちよくわかります。
心がちょっとした圧で潰されそうになってしまうほど不安定なときは、全てをスッキリさせたいですよね。
でもその方法がわからない、何を考えても袋小路で嫌悪感が増すだけ。
そんな状態は本当にお辛いことと思います。

少し私の話をさせてください。
私は中学生あたりから自己嫌悪的な性格ですが、今でも直っていません。
ですが自己嫌悪でよかったな、と思っています。

自己嫌悪が多いと、自分のミスに気づくだけでなく、忘れないことができます。
大切な人をキズつけてしまった。
これって忘れない方が良いことだと思いませんか?
私は自己嫌悪が強いので、どうしても忘れることができません。
ですがそのおかげで、今目の前にいる大切な人をずっと大切にすることができます。
なので大切な人をまた傷つけてしまった後悔を生むことは、かなり減りました。

自分が嫌いだと思うことは多々あります。
ですがその箇所自体は善でも悪でもありません。
他人にとっては魅力的に映っているかもしれませんからね。
もし他人から見ても嫌なところであれば、直すことができた時に人間的な成長とも言えます。
自己嫌悪は大変ですが、未来に目を向ければ悪いことでもないのです。

仏教には懺悔といって「仏様に過ちを告白して反省しよう」というものがあります
しかしこれは許されるためにあるのではないと個人的に思っています。
許しを乞うているのではなく、忘れないようにするために行っています。
過ちを忘れず、次につなげていく。
そういった考えで過ごしていくと、気分が少し前を向くかもしれません。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
拙い話を聞いて頂けたのみならず、ご丁寧な回答までくださり、本当にありがとうございます。

自己嫌悪的な性格をずっとネガティブに捉えていたので、お話を聞いて、そうかこういう考え方もあるのか!と少し元気が出ました。そして、これまで自分自身の視点からでしか自分を見ていなかったことに気付かされました。

自分が何か過ちを犯してしまった時は、反省し、また後悔をすることもあるかもしれませんが、その後、今のように感情の負のスパイラルへ陥らないためにも、その反省を未来に活かすことの大切さを心に留めたいと思います。

暖かいお言葉やお話、誠にありがとうございました…!

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