大学の研究室配属のことで悩んでいます
私の大学では,三回生後期で研究室の配属が決まります。
現在2つの研究室のどちらに行くかで悩んでいます。
1つ目は,実用的な研究ではないけれど,興味がある分野。大学に入る前からが関係のある本を何冊か読みました。
2つ目は,実用的ではあるけれど,1つ目のものよりも興味のない分野です。大学の授業ではおもしろいなと思いますが,自ら本を手に取るほどの興味はありません。
どちらの研究室に行けばよいとおもいますか?
自分の将来が不安です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
各々の研究室の先輩にリサーチし、自分で決める。
私は今はお坊さんですが
大学は理学部でした。
受験や配属の際は
どの学部?どの研究室?と
かなり考えましたが
社会人になって感じたのは
何を学んだかはそれほど大切じゃない
(大学に残るなら別ですが)ということです。
それよりも
どう学んだかが自分のスキルになりました。
また
誰と学んだかという人間関係も
4回生時や卒業後の彩りとして重要であります。
うなずける道がベストアンサー
non様
はじめまして、ご質問ありがとうございます。
研究室選び、懐かしいです。13年前の今頃、私も3つの研究室で悩んでいました。
ひとつめは、大学に入ったころから狙っていた研究室。経済性工学。
ふたつめは、大学の授業で興味を持った研究室。組織コミュニケーション学。
みっつめは、大学3年生の時に新しく開設された研究室。通信情報工学。
ちなみにどの研究室も実用的な課題に繋げることが可能でした。私はふたつめの研究室に所属することとなりましたが決定打は研究内容と教授への尊敬でした。研究室での日々が今の僧侶生活においても思考の助けになっています。
さて、研究室をひとつ決めることにも様々な要素が絡みあっております。
〇研究内容(興味、実用性)
〇就職活動との関連性(研究経験をどのように繋げていくか、展望)
〇教授の人柄(聞きやすい、尊敬できる、指導が明瞭など)
〇研究室の雰囲気(楽しい、ストイック、まったり、スパルタなど)
〇研究室の仲間(相談できる仲間、切磋琢磨できる仲間、苦手な人)
〇研究室のルール(研究時間、私語厳禁、やり取りは原則メールでなど)
14年前の記憶ですので仔細に見ればもっと検討要素はあると思います。
研究室希望届の提出日にどのような景色が見えているかは今はまだわかりません。
「様々な縁から構成される今この私(non様)」において吟味を重ねたうえで選んだ道であれば研究室がどちらであってもその日その時点におけるベストアンサーだといえましょう。「うなずける道」を進んだ事実は変わりません。もう一方にすればよかったなどと後悔する時もあるかもしれませんが、あの日においては精いっぱい悩んでベストアンサー出したんだという事実は消えません。そこが大事かなと思います。
研究室選び以外においても、道を歩む中でしか見えてこない世界に遭遇し続けます。岐路もしばしばありますでしょう。その時々で「うなずける道」を繰り返し繰り返し歩んでいくものなのかと思います。
※追伸的なたわごととして
「どちらの研究室を選んでも大丈夫ですよ」とは思いますが、7月24日時点においてnon様から寄せられた文面からは「今は前者の研究室」を望んでいらっしゃるように私には読めました。もちろん提出日までに今の状態が変わる可能性も充分あります。ゆっくりご自身を訪ねてみてくださいませ。
ご参考までに。
自律的に。
こんにちは。亀山純史と申します。
さて、どちらに進んだとしても、「自分は大学でこれをやった。」と言える学生生活を送りたいものです。
では、「自分はこれをやった。」と言える状態とは?それは、「自律的に、自分にとって未知なるものに挑むこと」です。
では、「自律的に」とは?それは、「自分で考え、自分で行動する」ことです。そして「自分で考える」ことの一例としては、「自分の興味と研究対象を結び付ける」ことが挙げられると思っています。
さて次に、「自分にとって未知なるもの」とは?それは、「自分にとって新しい視野となるもの」です。
つまり、「自分は大学でこれをやった。」と言えるためには、「自分にとって新しい視野となるものを、自分で見つけ出し、そしてその新しい視野を広げるために、自分の興味とその視野を結び付けてみたりしながら、自分で行動すること」だと思います。
最後に、すでに興味があるものへは、確かに取り組みやすいと思いますが、そうでない分野においても、自分の興味と結び付けて考えることなどは可能かと思っています。
ですから、結局は、決めるのは、あなた自身ですね。まさに、研修室決めから、自律的に動かないとだめだ、というわけです。