不倫がやめられず、罪悪感がすごい
私は現在40代前半で、妻と子供がいます。
私は昔から浮気、不倫ばかりしていたのですが、ついに先日、親友の妻と性行為をしてしまいました。
それ以降、多大な罪悪感に襲われています。
相手女性も他に本命の不倫相手がおり、私とは一度きりなので気にしないでおこうと思っているのですが、なかなか自分で罪悪感を昇華できません。
また、普段の不倫については罪悪感を抱くことは今までなかったのですが、今回のことをきっかけに自分を酷い人間だと思うようになりました。(今更ですよね…)。不倫については1度だけのもの、恋愛感情を伴ったもの様々です。
ちなみに家族生活は円満で、妻は何も知りません。子供も愛しています。
妻との性生活はほぼなく、そもそも妻は性行為、スキンシップが好きではありません。私はしないと生きていけません。従って外で解消することで家族や仕事へのパフォーマンスを維持できていることも事実です。
風俗だけにすればよいのかもしれませんが、好みの女性がいるとすぐにそういう関係になってしまいます。(もちろん同意の上です)
ただ、直接的な迷惑は掛けていないものの、酷いことをしている自覚はあり、今回初めて友人への罪悪感がきっかけで家族に対する罪悪感も芽生えました。
長くなりましたが今回の相談としては、
①親友の妻としてしまったことに対し、親友に対する罪悪感を昇華したい。どのように考えればよいでしょうか。(親友になにか利益を与える、優しくするなど?、二度としない、と考えるだけで時間が解決する…?なかなか考えがまとまりせん)
②家族に対しての罪悪感をどのように昇華すればいいでしょうか。
③今後どのように自分と、そして女性と付き合っていくべきでしょうか。
正直今まで全く誰にも罪悪感を抱かなかったのですが、今回初めてこのようなことになってしまいました。
こんなどうしようもない人間ですが、どうぞご回答をお待ちしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「罪悪」を引き受けることが先決
こんにちは、初めまして。
「罪悪感を昇華」という表現を何度も使われています。
「昇華」とは「ある状態から、更に高度な状態へ飛躍すること」ということです。私は、あなたが成長するという以前に、ご自分のされたことをまず足元から点検するのが先だと思います。
あなたは、「親友の妻と性行為」によって「罪悪感」を持つようになったと言われています。しかし、「妻との性生活はほぼなく」「従って外で解消することで家族や仕事へのパフォーマンスを維持できていることも事実です」という理屈は相変わらずあなたの中で有効なのではありませんか。
それは「昇華」以前に、奥さんとこの件について善処できるよう、何らかの形で努力するという夫婦の根本に立ち返る必要性が有るのではないでしょうか。夫婦以外の女性(風俗以外)が居ないと、夫婦生活が成立しないというのはおかしな理屈だと思います。
私は、本当に「罪悪感」に苦しめられるというのは、どういうことかを考えます。
本当に苦しい「罪悪感」は、「昇華」以前に時間を追うごとにより深刻になるものだと思います。あなたは、その「親友」と「親友の妻」が一緒にいるところで今後も会うことが有るでしょう。親友とは、互いに誠実さがあって成立するものだとおもいます。あなたにとって、不倫の事実を隠し続けることが誠実さになるでしょうか。「親友」を「親友」と思うほどにあなたの「罪悪感」は抑えがたいものになるはずです。
これを前提に末尾のご質問に答えましょう。
①「親友の妻としてしまったことに対し、親友に対する罪悪感を昇華したい」
あなたの「罪悪感」が先述したようなものであるなら、どうすべきでしょうか。
誠実であるということは、嘘をつかないことです
誠実であるということは、責任を取るということです
「昇華」と言う名の代替行為ではありません
②「家族に対しての罪悪感をどのように昇華すればいい」
これも①と同様です
③「今後どのように自分と、そして女性と付き合っていくべき」
「正直今まで全く誰にも罪悪感を抱かなかった」けれど、「親友」と「家族」には「罪悪感」を持つようになったのですね。自分の近しい関係者だけにもつ「罪悪感」は、自分とその周辺に抱く執着(我執、我所執)の延長線に過ぎないと思います。仏教の基本から学ばれてはいかがでしょう
追記
親友と家族に隠し通せる罪悪感なんですね
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。友人に話すことは向こうの家庭を壊してしまうことになるので伝えられないですね。。もちろん自分の家族にもです。
確かに昇華したいというのは勝手な思いですし、抱えて生きていくことも選択肢としてあります。また、外で解消しなければならないことも勝手な論理だと認識しております。。
ただこんなどうしようもない人間ということを自覚してしまったからこそ、今後どのように考えていけばいいかを相談してしまいました。ありがとうございました。