物理的距離が取れない人を忘れる方法
小さい職場の中で、そのまた私とその人の2人しかいない小さな部署で働く中、その男性の事を好きになってしまいました。
けれど昨日、彼から話があるといわれ、内容は、彼には1年近く付き合っている彼女がおり、その相手は同じ会社の別支店で働いていた子で、その子と秋に結婚が決まったと報告を受けました。その為今いるところから彼女のいる支店に転勤を上司に願い出ているところだと言われ目の前が真っ暗になりました。
その女の子と付き合っていた事(私もその女性とは何度も面識があります)、そして結婚まで話が進んでいる事なども全く気づかず、私も彼にとっては上司の立場の為、私に笑顔で「一番に報告したいと思いました!」と言われてとても辛いです。
彼が転勤でここを離れるとしても、それは年末年始くらいになる為まだまだ時間があり、それまでは毎日顔を合わせなくてはなりません。
物理的に離れられない相手の事を忘れ、彼に執着しない為にはどうすればいいでしょうか。
私と彼には相当な年齢差があるので、私にここまで好かれていたとは彼は知らないと思います
。
どうかアドバイスお願いいたします。
感情を抑えられない 意味のないものに散財してしまう 見栄はり
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
失恋を受け入れて、キッパリ諦めるしかない。
失恋相手と毎日会う状態は
本当に地獄だと思います。
相当お辛いことでしょう。
それに
相手はそのことを全く知らず
いつも通りに接してくるでしょうから
それもかなりお辛いですね。
でも仕方がありません。
あなたがただただ
辛抱するしかありません
仏道修行の根本問題ですね
仏教の教えでいえばこれは、人の心に抱える苦の最も根本の部分の問題です。これから私が話をすることは、自分自身も修行が足らず、身につける事ができないものですが、仏教の教えではそう書いてある事ですので、自分が全く実践できておらんのに、あえて偉そうに、お話させて頂きますと。
人というものは「私」というものに囚われるからこそ「苦」が生まれます。これを「我執(自分に対する執着)」と言います。好きな人ができると「自分のものにしたい」と思っているうちは、これは我執のうちであり、それは実は「苦」しか生みません。運良くその人と夫婦の関係になったとしても同じです。そのような心のうちは、結局、自分の心が求める相手の有り様というものを自らの執着のうちに抱え込むものです。但しそれは貴方の自我のうちに膨らませた「彼」の虚像であり、それに囚われている限り、いつかはその虚像と実物の齟齬が生まれ、失望に変わり、憎しみにも変化して「苦」になってしまいます。
もちろん貴方はその方と一緒になる事ができない失望という話ですので、そこまでは行ってません。但し、貴方の心に起こっている波は、やはり貴方の我執のうちにある「彼」を失ったことに対する失望なのでしょう。この気持がどのように変化すれば、こころの平安が訪れるかといえば、これは仏教の話で言えば、我執を打ち砕く「慈悲」の心によってしか心の平安は取り戻せません。
話を変えましょう。全く同じものを見ていても、ある人にとっては苦しみになり、ある人にとってはこの上のない幸せになる光景があります。これは幸せな他人の姿です。嫉妬多き人にとっては、幸せな人は憎しみの対象で、それを見ることで心がざわつき、おのが心に夜叉を飼い、それが苦の因となります。逆に慈悲多きものにとっては、他者の幸せを見るだけで己が幸せにすることができるものです。
結婚する「彼」の幸せを願ってください。心にどんな抵抗があったとしても、それを願う心が正しい心である事を念じて頂ければと思います。
何にでもよい方法がある訳ではありません。
こんばんは。それはさぞかしお辛い思いをされたのでしょう。しかし、ことが既に進んでいるのであれば、彼の幸せを祈るというのが、あるべき態度でしょう。
「物理的に距離が取れない人を忘れる方法」というのは、かなり暴力的なものしかないでしょうね。しかし、「執着しないため」の行動は取れると思いますよ。
具体策を3つ、考えてみました。
前回の問いでは「諸法無我」と書いた紙を目前に置きましょう、というアドバイスをいただきましたね。それを使ってみてはいかがでしょうか。まさに「全てが自分の思い通りになる訳ではないよ」という意味の言葉なのですから。「何度も自分に言い聞かせましょう」というわけです。
2番目には、単純な話、あなたが「次の人」を見つければ良いのです。
そもそも、仕事場に恋愛を持ち込むのはどうかと思いますね(彼もそうですが)。あなたから、既に恋愛対象としか見られないならば、彼にとって、それは迷惑なことでしょう。3番目の案としては、あなたも辛いようですし、いっそあなたの方が転勤してはいかがでしょうか?