疲れました
読んでいただきありがとうございます。
私は看護師をして6年目になります。
最近認知症の方やがん末期の方の心に寄り添えず、優しく接することができなくなってきました。看護を業務としかとらえれず、どんどん心が荒んでいきます。
先日急変が起き患者さんの命を助けましたが、家族からはなぜ助けたのかと怒られ、夜勤では自分より年下の子と夜勤をして、リーダーとして精一杯にもかかわらず、上司からは業務以外の雑務もどんどん頼まれます。やる人がいないのだから、仕方がないと受け入れないといけないと思いますが時々なぜか虚しくなります。上司に相談しましたが、あなたがいなくなると病棟が大変だと異動も厳しいと言われました。
そして最近、自分が何のために看護師になったのか分からなくなりました。自分はこの仕事を続けていていいのかと思うようになりました。
人を思いやる心をなくした私は看護師として働いていていいのでしょうか。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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とにく心を休めて、まずは自分のケアを
MMさん
こんにちは
拝読させていただきました。
看護師として、業務多忙やさまざまなことから、心が荒れていかれていること、大変な心労が積もっていることお察しします、お辛いですね。
6年目となれば、仕事にもなれ、多くの葛藤が出てきて当然なんだと思います。
患者さんの心にいつも寄り添い、優しく接することは業務であれ、大変難しいことだと思います、ケアギバーもロボットではなく人ですから、コロロも身体もしんどくなります。
MMさんは、とても優しい方なんだと思います。看護師さんの多くは業務と割り切り看護されておられると思うのですが、それがなかなか難しいですよね・・・
患者さんの命を助けて、家族から怒られ、夜勤で業務も多忙・・・これは近代西洋医学と医学教育の限界、そして死生観の醸成を置いてきぼりにし経済の優先を図ってきた日本社会の弊害でしょう~
>自分が何のために看護師になったのか分からなくなりました。
>自分はこの仕事を続けていていいのかと思うようになりました。
>人を思いやる心をなくした私は看護師として働いていていいのでしょうか。
仕事を休む休まないは次の段階として、休日に思いっきり積極的にリラックスに努めてください。瞑想、ヨガ、ハイキング、読書など方法はなんでも良いと思います。一度、リラックスしないとMMさんの心がもたないと思いますよ。
その後、何のための看護なのか、社会にどう貢献するのか、仕事とはなになのかが自ずとみえてくるかもしれません。
医療者の方は、「自利利他(じりりた)」で、利他を優先して、自利をケアしてあげない場合が多いように感じます。なによりも自利がしっかりとケアされ、心が満たされなければ、利他(患者さんのケア)に向かうことは難しいでしょう・・・
どうぞ、ゆっくりとリラックスする時間をもたれ、まずはMMさん自身をケアしてあげてください。
応援しています。
一つの参考となれば幸いです。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
気持ちが楽になりました。
あれから色々考え、私は自立した女性になりたくて看護師になったことを忘れていました。看護師になったきっかけを思い出させていただきありがとうございました。