新卒で介護職、辞めずに続けるには
新卒で介護職に就きましたが、先の将来が見えず悩んでいます。
職業選択の際に自暴自棄になり、能力や納得感を全く無視してしまったからです。
大学生の間に胃潰瘍等を発症し、心身を蝕んでしまい生活が壊れ、就職活動時期は「こんな自分を雇ってくれる現場は無い、死ぬしかない」と絶望的な気持ちでいました。
そこで、一切の適性を考えず「人手不足なら」と介護職を選びました。
自分は真面目なので仕事ならば真摯に向き合います。しかし体力の無さ、心の弱さに早くも不安が拭いきれません。
初出勤手前で心療内科へ行き初めて抗不安薬を処方して頂いたものの自殺未遂の大騒ぎを起こしてしまいました。通院する日にちを確保するのは難しく心療内科の利用は諦めました。
現在、介護士として勉強・経験を重ねた同期に囲まれ、前のめりな意識と技術の違いに打ちひしがれています。だからこそ、未熟な自分を雇って下さった職場への感謝を蔑ろにはできません。研修も丁寧に行われ、これで仕事をやめようなどと図々しいことは決して言えません。
それでも現実問題、恥ずかしながら要介護者の方を見るのも初めてで、心中を想像してはその方の抱えているであろう圧倒的な日常、介護生活の苦痛などを感じ呑まれそうになります。
介護の厳しさをダメな自分への罰として受け入れるつもりでいました。暴言暴力は、何の価値もない自分に相応しいと考えていたのです。
実際には同期を見て介護への後ろ暗い印象そのものが大変失礼だと実感し、自分の考え方を改善しようと試みております。
介助する為の筋力がないのは仕方なく、座学に真面目に取り組んでおります。
仕事は頑張ろうと思いますが、その背景は褒められたものでないのは上記の通りです。
やめる勇気はないので精神を壊す、解雇されるまでは出来る限り努力したいと、消え入りそうな自我に喝を入れています。
自分はこのまま、不向きな仕事で踏ん張れるでしょうか。僭越ながら、どうか前向きな心構えをご教授願いたく思います。
完璧主義
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのできる範囲のことを
拝読させて頂きました。
あなたが病いを抱えながらも沢山の方々に親身になって指導を受けてお仕事がんばっていこうとなさっておられることを読ませて頂きました。そんな中であなたがとっても不安に思っておられるお気持ちを心よりお察しします。
あなたが今身をもって学んでおられることはとても尊いものです。ぜひあなたのできる範囲でしっかりと学んでいって下さいね。そして親身になってご指導なさって下さる方々のことを感謝なさり、そのつながりわ大切になさって下さいね。あなたはこれからもその様に沢山の方々が助けて下さるでしょうし、あなたのことわきっと大切になさって下さることでしょう。
体力的なことがあるのは致した方ないことです。ですから何か何でも無理をしても仕事を続けることはないと思います。無理をすれば負担がかかり必ず体調崩してしまい続けることはできないでしょうからね。ですから必ずあなたの体力でできる範囲で仕事をなさっていきましょう。どうしても無理ならば別の仕事をすることでも全く問題ないのです。
人それぞれに適性があります。合わない仕事を限界超えて続ける必要はないですからね。
仮に周りの人達からの恩義があっても仕事として割り切って考えることはとても大切です。おそらく周りの人達も理解なさって下さいます。理解なさって下さらない職場では働く必要はありませんからね。しっかりと別の道を考えて検討しましょう。
あなたがこれからの未来を素晴らしい出会いに恵まれながら様々な経験を積まれ健やかにご成長なさっていかれます様に、皆様と一緒にお互いを大切に思いやりながら充実した毎日を生き抜いていかれます様切にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
キャリアアップ
主婦の人で介護職のパートから始めて、ケアマネジャーの資格を取って、事業所開業にまで至った人もいます。
また、ケアマネジャーの資格を取って、民間事業所から自治体職員(公務員)になった人もいます。
まだまだ高齢化社会ですから、介護業界は食いっぱぐれは無いでしょう。
低賃金だという問題はありますが、開業して自分が社長になればそれなりの所得も得られます。
介護業界は、安定と夢の一石二鳥業界だと考えてはどうでしょうか。
質問者からのお礼
願誉淨史様
メリットを挙げて頂くととても魅力的な業界だというのが見えてきます。視野を広げてみると前向きなことに目を向けようと思えますね。
Kousyo Kuuyo Azuma様
仕事の大切さと共に、無理をしないというお言葉に勇気付けられました。自分が周りの方に助けられていること、改めて認識すると仕事を頑張ろうという気になれました。
お早い返信を頂き、仕事帰りに拝見して涙が出そうになりました。優しいお言葉ありがとうございます。何度も読み返して感情を抑え、ご利用者様のお役に立てるようひと踏ん張りしようと思います。