祖母が亡くなった
昨日祖母が亡くなったと電話で聞きました。僕は10代の中学校なんですが、亡くなったと聞いてあまりにもショックでした。もちろん亡くなるなんて思っていませんでした。中学生で思春期で、冷たい態度をとってはいないのですが、祖母の家に帰省すると、祖母とは少しは会いたいという気持ちはあるけれど、お金ももらえるからという気持ちもありました。しかし、亡くなったときいて、なんで自分はこんなこと思ってたんだろうとなってしまいました。後悔の念があります。何もしてあげられなかったと思うので祖母にできることはありますか?また会えますか?亡くなったのを見つけてから、7日程たっていたので、お坊さんには四十九日は9/13といっていましたが、ぴったりでなくてもちゃんとした四十九日の法要をすることはできますか?
あと宗教に入ってなかったら例えば浄土宗でしたら、南無阿弥陀仏と祖母にいえば入っていなくても、仏様やお釈迦様、阿弥陀仏様に伝わって、祖母は安心で快適な生活を送ることができますか?
あとお盆に入りましたが、具体的にどのようなことをすればいいですか?
長文失礼しました。
どうか返答なさって頂けると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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悲しみは次のきっかけを与えてくれる
ゆいゆいさん、お早うございます。悲しみや後悔など、いろんな気持ちが心の中に渦巻いていることと思います 。ゆいゆいさんが気づいているように、私たちは、家族・親族にいつも優しく接しているわけではありません。むしろ、家族・親族だから甘えや照れくささが先にたって少しそっけない態度になってしまうことは、私も覚えがあります。
49日のご法事の日程ですが、本来は亡くなられた日から考えて49日目にお勤めするのが基本ですが、現実にはお参りする家族・親族やお寺さまの予定も関わってきますので、49日目に限らずその前後でお勤めすれば大丈夫です。突然でしかも思いがけないお別れでしたから、ゆいゆいさんが驚いたと同じように、家族・親族の方もショックを抱え悲しみの中で集まられるでしょう。悲しみを分かち合おうとする家族・親族がいることで、その悲しみは少しずつ癒され、悲しみを抱えながらも立ち上がる力を与えてくれます。
ゆいゆいさんが、おばあちゃまにできること。ご法事でおばあちゃんを思いながら、心を込めてお経を唱えること。集まった皆さんでおばあちゃまの思い出話をする(=偲ぶ)ことです。
「僕にはこんな思い出があるけれど、皆さんにはどんな思い出がありますか?どんなおばあちゃんだったですか。これからいつでもおばあちゃんの事を思い出したいので、教えてください」 と、お参りした方にゆいゆいさんがインタビューするといいと思います。自分からは話しづらいけれど、孫であるゆいゆいさんが一生懸命聞いてくれると、いいきっかけとなって一生懸命に話をしてくれるでしょう。お盆にむけては、ゆいゆいさん自身もおばあちゃまとの思い出を書き出してみてください。
おばあちゃまは、み仏さまの働きで極楽浄土に往き生まれ、苦しみや煩悩から解き放たれた悟りの存在=仏さまになられます。これからは仏さまとして、ゆいゆいさんを見守り導いて下さいます。お念仏を唱えることは、おばあちゃまを偲ぶことと同時に、仏さまとなったおばあちゃまの声を聞くことでもあります。「私が仏さまとなってあなたを見守っているから、安心して精一杯生きてくださいね。00くん、あなたのことを応援していますよ」
ハスノハに勇気を持って相談を投稿してくれて、有り難うございました。また、いつでも相談を寄せてくださいね。ハスノハも、ゆいゆいさんを応援しています。
質問者からのお礼
本当にありがとうございました。
おかげで悲しみから立ち直ることが
できました!おばあちゃんに感謝の気持ちを込め、お祈りしながら生きたいと思います。