回答 1
有り難し 8私は幼少の頃から割りと要領のよい子供でした。
小中学校では勉強せずとも良い成績で、高校でも一夜漬け程度でどうにかなっていました。
(今にして思えば井の中の蛙でした。)
幸い大きな会社に就職することができましたが、そこで自分は本物の優秀な人と比べ大したことはないこと、頭がよく努力もする人がたくさんいることに劣等感を感じました。
追い付けるように頑張らなきゃと一時的な思ったりはするんですが、１日仕事をすると疲れて家では寝るだけ、仕事も疲れるから明日にしようとか、最低限の内容でいいか、と本気を出さず逃げてばかりです。
最低限で楽に生きる道もあると思いますが、幼少より人よりできると信じていたため無駄にプライドが高く、自分が嫌になります。
昔要領が悪いとバカにしていたコツコツ 積み重ねることを、身に付けてこなかった自分が本当のバカだと後悔してばかりです。
このすぐ怠け、すぐ疲れる心を変えたいです。
ご助言頂けますでしょうか？
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
努力は無理にするものではありません。
その目標達成の為に、その必要性の限度で、労力を使えばいいんです。
失礼な言い方ですが方向性がまだ定まっていないように思います。
まず目標設定です。これをいついつまでに達成する、
そう決めて達成するために、労力を使うのが「努力」です。
あなた様の本質的問題はコンプレックスではないでしょうか？
ステップアップするほどに、外圧は高くなります。
分母のレベルが上がったために、あなた様は苦しんでいらっしゃる。
私自身、公立中学から国立高校へ、分母の学問的レベルが格段に上がりますよね。
あれ？自分の立ち位置の変化に唖然とさせられる。なんとか頑張る。
次に大学受験、某国立大学を目指すも失敗、浪人後中堅の私立大学へ、
分母の学問的レベルや将来に対するモチベーションの低さに唖然する。
自分なりの目標設定と努力により、まず上場の中堅企業に入社する。
ステップアップを考えていたので、がむしゃらに働き、経験を積む。
機会が到来し、日本有数の基幹企業に、総合職として転職を果たす。
私が目指していた某国立大学、俗にいう旧帝大系、有力私立大学２校以外は、
総合職にほとんどいない。分母の学問的レベルや事務遂行能力レベルが一気に上がる。
コンプレックスと事務処理能力の劣後に悩む。
新規事業で、学問的事務処理能力の優秀なものが、必ずしも、
行動力やチャレンジ、積極性に優れていないことを痛感し、少しずつ自分に自信を取り戻す。
思い切って、政府系特殊法人に再度転職し、自分の時間を確保しながら、
将来設計と自己実現（僧侶として衆生済度のお役に立つこと）を
人生の目標に歩む。
まずは、あなた様が何をしたいのか、何ができるのか？それは仕事なのか、趣味なのか、
それはあなた様が決めることです。目標が定まればおのずと努力が生まれる。
ただし、人間はだれもが平等で対等ですよ。人との優劣を虚しさだけが残ります。
まずは、あなた様があなた様だけを見て、「素晴らしい」と思える何かを探してみてくださいね。
あなた様ならきっと、ご活躍できます。期待していますよ。悩みの裏に自信ありです。
頑張れ！！！
