夫との別居という選択に悩んでいます
私は関東出身で、遠距離恋愛を経て夫の地元である九州の離島に嫁ぎました。
結婚前から田舎での子育てに不安があり、自分の地元ではなくともせめて本土での生活を望んでいましたが、家族従業員である夫や夫家族の強い意向で、夫の地元に住むことになりました。
結婚前に、夫自身はずっと地元に残るつもりはなく、いずれは島を出たいと思っていることや、子育て環境を考えたときに、教育や医療の面でも本土の方がいいと思ってるということを話していたため、一時的に住むのならばということでそのときは私が折れました。
ですが小さい子どもふたりを連れていざ引っ越してみると、想像以上に不便で、買い物は車で片道30分、子どもを遊ばせる公園もなく、知り合いをつくろうにもそもそも子育て世代がまわりにおらず孤立状態、気分転換をしたくても1時間半以上船に乗らないと島外にも出られず、なんのために自分がここにいるのかわからなりました。
この環境での生活はしんどい、今すぐとは言わないが本土へ引っ越ししたいと夫に伝えても、大変な思いをさせているとは思うが、家族従業員ということで仕事を辞めるわけにはいかないの一点張りで話が進みません。
結婚前と話が違う、と思いましたが、夫は家族で地元に住み続けたいと思っているそうです。
(仕事は親族が営んでいますが、本人は継ぎたいという意思はなく、資格試験も嫌々受けているため何年も落ち続けています)
先月私の実家に子どもと帰省してからは、夫の地元に戻る気持ちがなくなってしまいました。
田舎を全否定するつもりはなく、都会と比べて本来の人間らしい生活ができる場所だと思いますし、自分の時間に余裕があるのであれば楽しみ方も色々あると思いますが、他所から来て子育て中の身には厳しいと感じる部分が多いです。
夫は育児家事ともに進んで行ってくれて、子どもも夫に懐いているので家族揃って生活できるのが一番ですが、お互いの妥協点として別居という選択しか浮かばず、夫も同意見でした。
自分で提案した事ですが、夫にとって私たち家族よりも夫の親族との関係の方が大切といわれたようで悲しかったです。
私はともかく、子どもたちと離れてまで、地元に残ろうとする理由がわかりません。
このまま別居となると夫婦関係が悪化しそうで、この選択で良いのかと、ずっと同じことを考えてしまいます。今後私はどうしたらよいでしょうか。
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誰かのために、どちらかが我慢や犠牲になることのないように。
そうね。。。悩むよね。
育った環境から、あまりにもかけ離れていたら、そりゃ大変なことばかりよね。
それぞれに良さがあり、その良さに適応していける人には、素晴らしい環境でしょうね。
でも、いきなり別世界。子育てもスタートとなれば、そりゃついていけなくなるわよね。(私でも、ここでやっていけるのだろうかと不安になると思う。あなたの気持ち わかってあげたいわ)
子育ての環境は、島の良さもあるだろうけれど、子ども同士の関わりが成長に必要で大事でもあるわ。
親なら、より良い環境で教育をと、望むはず。
いろいろ点をふまえて、想像以上に困難な環境よね。
彼は、やはり地元から出れないのかもしれない。どちらを選ぶかというより、経験のない環境で生きる覚悟を持てないのだと思うよ。何とかなると、あなたを受け入れるので精一杯。自分は、怖くて出れないのだと思うわ。
家族や仕事 これまでの環境を、手放せないのだろうね。
どちらの環境(彼と あなたの生きてきた環境)も故郷だし、お子さんにとっても、縁ある場所になっていくわけだから。このまま別居でもいいんじゃないのかな〜。
一緒でも、離れていても、良い関係の人もいれば、上手く行かなくなる人もいる。
場所よりも、関係性じゃないかしら。
仕事等の都合で、別居されているご家庭もたくさん見てきましたが、上手く関係を築いておられるご夫婦もたくさんいらっしゃるわ。
すぐに離婚とかではなく、誰か(夫.子ども.妻)のために、どちらかが我慢や犠牲になることのないように。
自分達の生き方を話し合っていかれたらいいのですよ◎
質問者からのお礼
相談に乗っていただきありがとうございました。プロフィールを拝見させていただき、子育ての大先輩で、しかも保育教育のプロでもあるお坊さんに回答をいただけて光栄です。
自分は結婚や育児に対する覚悟が足りなかったのかと考えることもあったので、共感していただけて気持ちが少し楽になりました。
たしかに夫は環境をガラリと変えてやっていく覚悟や自信がないというのはあると思います。一家の大黒柱としてのプレッシャーというものがあるのかもしれません。
ただ、場所や距離よりも結局はお互いの関係性という内容のお言葉がとても響きました。せっかく縁があって結婚した人なので、悲観的になりすぎず、私たちなりの家族のかたちを考えていきたいと思います。
親身になってお話を聞いていただき、本当にありがとうございました。