状況を整理します。

①過去の状況
大学時代に旦那と交際を始めたが「子どもはいらない結婚もしない（割り切った関係という意味？）」と宣言された。その間、旦那と付き合ったり別れたりを繰り返した。

相談者様には、旦那とは別の関係を持つ男性がいた。その人と婚約までいったものの、旦那に復縁を迫られ、結婚を約束するという条件を出された。ほれていた弱みもあって婚約を破棄した。結婚をチラつかされつつ１３年も待たされた。

「でき婚」で入籍はしたものの、子育て中心の追われる生活。二人きりの新婚気分を味わいたかったが、その夢も破れてしまった。

過去の二十代を返してほしいという恨みがある。

②今の状況
旦那は相談者様と一緒にいられて幸せなはずなのに、全然私のことを大事にしてくれない。それどころか邪魔者あつかいしてくる。人として扱ってくれない。憎らしい。

ケンカをして旦那が謝ってきても気分が晴れない。何を口にしてもそれが余計にしゃくにさわる。

結婚して子どもがいても幸せを感じられない。根本的な原因は全て旦那にあると感じている。

③これからのこと
どうしたいの？と言われても分からない。
旦那には私のことを大切にしてほしいと思うが、具体的にどうしてほしいかが自分にも分からない。

旦那に対する憎しみが無くなれば、少し楽になれるかもしれないと考えている。

ここから、私の意見です。

「旦那への恨み・憎しみ・怒りをどうやって消化するか」

まずは消化可能なものと不可能なものを整理しましょう。

まずは①の過去、「20代を奪われた恨み」についてですが、ご承知の通り過ぎた時は戻ってきません。

100万回文句を言っても過去は返ってきません。ただし事実は変えられなくても、評価を見直すことはできます。

②についてですが、相談者様の思い通りの性格に旦那様を変えることは非常に難しいです。しかし、「もう勘弁してください」ともおっしゃられています。相談者様次第ですが、清算できることは清算して状況を改善する余地はあると思います。

そのためにはやはり相談者様が「どうしたいか」をもう少し具体的な意見としてまとめることが必要な気がします。

夫婦の時間、生活の中で頼りたいこと、譲り合えそうなところなど、第三者を立てて建設的な話し合いの場をつくるのが良いと思います。

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