回答 2
有り難し 33昨日、母が亡くなりました。一昨年、父を亡くした時に、親孝行を何もしてあげず冷たくしていた事を、後悔して 苦しみました。母には親孝行してあげようって思っていたのに、結局は何もしてあげず冷たくあたり寂しい思いをさせたと思います。
母はグループホームの様な施設に入っていて先週の日曜日に自室で倒れているのが見つかり、高熱もありコロナの疑いもあったので会えたのは火曜日の深夜で、それからずっと意識不明の昏睡状態のままでしたが昨日 眠るように逝ってしまいました
。
家族全員ではありませんが、自分と妹 母の孫2人で看取りました。倒れる2週間くらい前に孫がケーキを持って行きモンブランを見て コレお婆ちゃんの好きなやつだよと喜んでたそうです。苦労ばかりで何の楽しみもなく逝ったと思ってましたが 孫達との幸せな時間はあったようです。
しかし自分はたまに差し入れに行っても渡したら終わりみたいな感じで直ぐに帰ってしまい もっと話したかったんだろうな もっと優しくしてあげれば良かったな、など後悔をして胸が苦しく いっその事、自分も母の所へ逝けば楽になれると考えてしまいます。しかし自分には妻と子供2人いるので出来る訳もなく ただただ後悔と絶望に打ちのめされ憔悴するのみが現状です。親孝行したい時には親はなしと良く聞きますが 両親共亡くなってしまった今からでも親孝行はできるのでしょうか？ 意識のない母には病室で沢山謝り ありがとうの感謝の言葉も伝えましたが許してくれてますかね？どうかご助言宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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ご質問拝読いたしました。
お母さま手を合わせて、
感謝されていますよ。
いままでありがとう！
お世話になりました。
と声なき声が聞こえました。
親子ですから、
親子だからこそ、
本音が、
わがままがでるのです。
これも親子だからこそ。
血肉を分けた親子だから、
こそなんです。
お母さま、
そんなことは御見通し。
御寿命で浄土に帰りましたよ。
息子に要らぬ心配を
しないよう！
くれぐれも要らぬことを
考えるな。
自分の家族を
大切にして、
健康に注意して、
生活しなさい。
シゲルさん、はじめまして。質問を拝読しました。
シゲルさんが大切に思っていたお母さまが亡くなられたとのこと。寂しくなられたことと拝察いたします。お悔やみ申し上げます。
シゲルさんはお母さまに親孝行したいと思っていたのに、結局は何もできず冷たくあたり寂しい思いをさせたのではないかと後悔と絶望に打ちのめされ憔悴しているのですね。
觀音寺に伝わるお葬式で故人を偲ぶために唱える諷誦文（ふじゅもん）の一節にこういうものがあります。
「亡くなったということはもう永遠に会えないことです。だから私たちは悲しいのです。風中の灯火が消えて再び輝かないごとく、もう再び生き返らせることはできません。谷川の水は川上に流すことができない如く、もう再び生き返らせることはできません。
樹木静かならんと欲すれども風止ます。子養わんと欲すれども親待たず。温和なその顔は向かえども語らず。夢に似て夢にあらず。幻の如くにして幻にあらず」
親はいつまでも子を養いたいと思うものですが、親は先に逝ってしまいます。遺された子は親に孝行をしたいと思っても待ってはくれません。空海曰く、「始めあらば終わりある、是、世の常なることわりなり。生ある者は必ず滅す、是すなわち人の定めなり」と説きました。
人は必ず滅していくことは定めだけれど、供養はいつまでもできます。
故人の写真に今まで言えなかったことをたくさん語りかけてください。お母さまはどんなことでも聞いてくださいますから。
ご回答ありがとうございました。差し入れに行くとありがとうって言ってくれてた事を思い出し涙が止まりません。母の事を思い出して いつまでも悲しんでいたら、母は そんなに悲しまないでと逆に心配すると思います。火葬は日曜日になったので、それまで毎日 安置所に会いに行き 母に感謝の意を伝えてきます。ありがとうございました。
中村住職殿 回答ありがとうございます。もう後戻りできない 会えないとはわかってるのですがなかなか気持ちの整理がつきません。しかし今になってできる事は自分が幸せになり 母の写真に話掛けるくらいしかできないんですよね⁈今 大変苦しく辛いですが何とか乗り越えられるように頑張ってみます。
