お墓も無縁仏です。御先祖様の供養をしたい
初めまして。宜しくお願いします。
今年の8月のお盆前から 私の3女が切迫早産で入院。次女の3歳の孫娘が骨折で手術。2歳の孫娘が怪我。と重なりました。ご縁の有る知り合いの方から 私の御先祖様の障りだと言われました。
同じ事を3人の方から言われました。
父方の歴代の長男は全て早死、難病です
私も娘が3人です。
実は 父方のお墓は土葬でして、色々訳あって お墓をそのままにして田舎から出て来たそうです。
今は他所の人のお墓が上に建ってます。
現在も、お墓は有りません、
父の実家には、お仏壇が有り7体の位牌があったそうです。その父の実家も今では無人で売却され、そのお仏壇はどうなったのかも分かりません
私も訳あって離婚をし、両親の近くで1人で暮らしてます。
このような状態の御先祖様を救えるのは私の使命だと思ってます。
感謝の気持ちと、お詫びの気持ちを持って、朝の一番水とお線香を台所に備えてます。これで良いのでしょうか?
ちゃんと御先祖様の供養をしたいのですが日頃から、お世話になってるお寺さんも有りません。
何をどのように進めて行けば良いの教えて下さい。お願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一切衆生の幸福を願う
先祖の土葬のことは、上に他者の墓があるので、改葬などはとても無理でしょう。しかし、本来、骨は土に帰るために埋めるので、現状でも十分です。そのまま土に帰るものです。墓とか仏壇の心配より先に、供養とか功徳廻向とかのしくみを知って、手元で簡単にできることをする方が楽で速いと思います。
水もお香も、お供えするのに良いものだと思います。
何に、お供えしましょうか。そのお供えだけで足りるでしょうか。
ご先祖様がたくさんで、子孫もたくさんで、気になることもたくさんなので、仏法僧の三宝とご先祖様を含む一切衆生みんなに、のつもりでお供えすると、いっぺんに済みます。
お供えするときに、「(今日も)一切衆生が幸福でありますように」などと心が清らかになる一言をつぶやくと、ものすごく効き目があるように思えます。みんなの幸福を願うことは、どんな事件が起きても、困難が生じても、心だけは、怒ったり落ち込んだりしないで、しっかり生きていくぞ、という決意にもなります。
供える対象をはっきりさせたいときは、一切衆生の写真を並べるのなんか無理だし、家族だけでもたくさんいるので、ひとまとめにしてお釈迦様の写真(なるべくインドやスリランカでよく見る坐禅のタイプ)を見つけて家の中心的なところ(台所でも良いです)に置いて、ブッダを中心とする一切衆生に、お供えすると良いと思います。
スマナサーラ長老の「慈悲の実践」の言葉とか功徳廻向に関する私の話などを「日本テーラワーダ仏教協会」のホームページからダウンロードすると、もう少し詳しく書かれていると思います。ご参照ください。
自己流の「供養」の根本的見直し
こんにちは、初めまして。
周囲の様々な出来事に困惑され、悩んでいらっしゃるご様子です。
そのお悩みのお心を察した上で以下の回答を書きます。
結論から申します。
あなたは、拠り所(基準)が不安定だから、心も不安定になっているのです。
あなたは、「御先祖様の供養をしたい」と思っていらっしゃる。
それは結構なことだと思います。
しかし、その「供養」の必要性について、誰を、誰の言葉を拠り所(基準)にしたのでしょうか。あなたは、「ご縁の有る知り合いの方から 私の御先祖様の障りだと言われました。同じ事を3人の方から言われました」と書かれています。その「ご縁の有る知り合いの方」は、仏教徒でしょうか、何宗何派の人でしょうか、僧侶でしょうか。仏教外の占いの人だったり、仏教の知識に精通していない人の可能性はありませんか。
もし、その人自身の依って立つところが曖昧、不安定な人ならば、あなたが安心できるようにはこの先ならないでしょう。将来、あなたにとって辛いことが起きるたびに、「御先祖様の障り」だと言って無限のループをあなたに勧めるでしょうから。
「供養」とは仏教語です。
自らの積んだ功徳(仏教的に善い行いをすることによって、その人に備わる徳)を、他に捧げる行いです。つまり、正しい方法で功徳を積んでいない場合、そもそも捧げる何ものをも持っていないと考えるのが仏教的には順当な考え方です。
この「供養」については、宗派によって考え方が異なり、僧侶が「供養」をする立場であると考える宗派がある一方、「供養」をすることが僧侶のメインの仕事ではない、と考える宗派もあります(私は後者の立場です)。
あなたは、「御先祖様を救」うために、「感謝の気持ちと、お詫びの気持ちを持って、朝の一番水とお線香を台所に備えて」方法をとっておられますが、これは何宗のやり方をしようとしているのでしょうか。
まず、あなたの身近な宗派(父方の宗旨なり、近所のお寺でも)を当たってみて、自分の拠り所がどこにあるのかをまず聞き深めていく必要性が根本的にあると思います。
今の状況では、僧侶に「供養」してもらう方法を取るか、「供養」がメインではない仏教(浄土真宗)を聞いていくかをお考えいただくほうが良いと思います。何れにせよ、自己流では前に進まないと見受けました。
ご参考まで
質問者からのお礼
ありがとうございます。お言葉を頂いて私なりに行動する事が出来ました。お寺さん行き御先祖様の供養をして頂きました。そして、毎日 一切衆生が幸福でありますようにと 心から願ってます。
本当に、心が救われました。ありがとうございました