新興宗教の信者との関わり方
身内の信者(以下A)との関わり方について悩んでいます。
身内であるAはとある宗教への入信をしているのですが、そのすすめもあってAと恋人のためなら…と私も入信?をしました。
恋人は幼いときにAに入信させられています。
しかし現在恋人の仕事が大変で、人並みに稼ぐことができていません。
Aは良かれと思い、その宗教にまつわる講義やお供えなどたくさん声をかけてきますが正直生活上お金を出すのも、時間を割くのも負担です。
しかしそれをやんわり告げると激昂し、
恋人が働いていないからお供え代もろくに払えない、たったいくらも払えないのか、それでは家族が幸せになれない、徳を積みなさい、二人の付き合いが祝福されないなどと言ってきます。
Aにとって宗教の世界が唯一の居場所で、とても大切なものであることは理解しています。
ですが、生活を崩してしまうようでは本末転倒であると私は思います。
また、その道の考えでいうならば
もう入信したのだから幸せになれないという理論は違うと思います。
そもそもその宗教は
宗教ではない、仏の道だ、天への道だ
求道したからには天に繋がっているとしていますが内容を話せば罰せられるとして
詳しく人にも相談出来ずにいます。
本当に仏の道であるならば
そんな徳を積め!と言って無理に講義を受けさせたり、お花代をやたら請求したりしないですよね?
Aとはこの先も絶対付き合っていかねばなりませんが、そうした行事に毎回参加することはとても厳しいです。
でも断ればこちらが悪になります。
どのように付き合っていけば良いでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【前提】前置きとなる条件
まず、ここでは、あなたが入信されている新興宗教の是非を問うつもりはないという事を前提に回答致します。
"Aと恋人のためなら…と私も入信?をしました"
そもそも、入信に至ったこの動機が間違いだったのでは?
信仰とは<個の自覚>でなされるべきものです。
"でも断ればこちらが悪になります"
"どのように付き合っていけば良いでしょうか?"
そちらの宗教は、行事の参加や寄付を断る事は悪であるという教えなのですね。つまり、[Aおよび恋人]と[あなた]の関係が、あなたがその宗教に従順であることを前提として成り立っているのであれば、今後も付き合っていこうとするのであれば、行事の参加も寄付も怠ってはなりませんよね。だって、あなたは[Aおよび恋人]の為にそこに身を投じたわけですから。
言い換えれば、[Aおよび恋人]は、あなたにその宗教の敬虔な信者であることを求めており、それを満たすことで現在の関係が維持されているのであれば、もしあなたが連中の意に沿えなくなれば、相手にこそ関係を維持する理由もなくなってしまうかもしれませんね。
ただ、その気もないのに、あなたの人生の貴重な時間と大切な財産を惜しみながら投入し続けるのはいかがなものか、と私は思います。
あなたの日々の暮らしは、それで輝くの?
<追記>
ご返信ありがとうございました。
今後、あなたがどうするのかはもちろんあなたの自由です。
今、私にかけられる言葉があるとすれば、
【二兎追うものは一兎も得ず】
質問者からのお礼
御回答ありがとうございます。
大前提として入信の動機が間違っていたことは自分自身、重々承知しております。
恋人も行事に参加したくないと思っているのに少しでも宗教を否定するとAが激昂するのでAの精神を保つためにと嫌々参加しています。なのでそもそも我々2人が入信していること自体が間違いなのもわかっております。でも脱会はできないのです。
それはAとの絶縁を意味するからです。
ただその中で少しでも距離を置くというか、うまくかわすことができればと日々悩んでいるのです。
しかし、理由はどうあれ入った以上は参加するべきということですね。
恋人と今後の人生も共にいたいので、頑張っていきます。ありがとうございました。