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自己処理できない殺意について

回答数回答 1
有り難し有り難し 19

子供の頃から、親や一部の知人に対する激しい殺意を抱えながら生きてきました。
非常に苦しいのですが、殺意を抱くほど脅迫してくる相手は何故か仏教の信仰の深い人ばかりです。
私の行動は仏教の教えに非常に反しているのでしょうか。

40代の独身男性、ひとりっ子です。
私に小さい頃から勉強や部活を頑張れ!と暴力をふるいながら指導していた両親ですが、私が結果を出しかけると、やめろ!そこまでする必要はない!と止めにかかり、学校や部活の大会に行かせないよう鍵付きの部屋に軟禁される事も珍しくありませんでした。
そのせいで同級生や先生から責められても親は、お前がなってないからだ!と暴力をふるい、頑張れ→頑張るなのループが続きました。
中学時代には両親に対する殺意が爆発寸前になってしまい、親のために人生を棒に振るのは嫌だと思い、頑張るのを止めていました。
その間親は、非常に落ちついていました。

そして強引に実家を出て私は思う存分頑張り、氷河期とは言え理想の会社に入ることができました。しかしその事が実家の親の耳に入ってしまいました。
急に、お前はやればできる奴だ!と擦り寄って来たかと思えば、私が大きな仕事を任された途端…
この不況に会社にも入れない人もいるんだ!障害を抱えながら生きている人もいるんだ!と言う攻撃がメールや電話で始まり、私は両親を殺してしまいそうな不安に駆られながら、精神的にフラフラになりながらも仕事をやり遂げました。
すると両親の怒りはピークに達し、金をよこせ!もっと人に自慢できる仕事をしろ!と言われ、私はさらに殺意が膨れあがり危ないと思い、両親との連絡を断ちました。
ここまで長くなりましたが…両親と連絡を絶った後も、知人、友人、恋人に両親と同じ事を言われ続ける人生が続いています。
私が大きな仕事をしようとすると、彼らは脅迫のメール電話や直接家に来て、やめろ!したくてもできない奴のことを考えろ!と毒付きます。
そのたびに、私は殺意を爆発させないため人間関係を整理し、今では5年以上の古い付き合いの友達を全員なくしてしまいました。

年齢的にも精神的にダメージが蓄積し、大きな仕事が舞い込むと同時に誰かに邪魔されたら殺意が湧いてしまう。と怯えるようになりました。

私が頑張ったり人生を楽しむことに対して異常な行動に出る人たちが仏教の信仰が深いのは、ただの偶然なのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【提婆尊者】

仏教経典には、【提婆達多】(ダイバダッタ)という登場人物が出てきます。彼はお釈迦さんの従兄弟にあたり、また熱心で優秀な仏弟子でもあったのですが、いかんせんコンプレックスが強く、ちょいちょい悪さをしては問題を引き起こします。

愚か者の代表のような、まるで悪い人間の見本のような、すっかり悪役の提婆達多ですが、浄土真宗の親鸞さんは、彼の引き起こした悲劇によって大切な事を学ぶ事ができたとし、ひとりの【尊者】として敬いました。

あなたが怨みを抱く連中がどんな仏教徒なのかどうかは私にはわかりませんが、あなたに仏教を意識させる何かがあるのであれば、それもまたご縁というものでしょう。彼らを好きになれとはいいません。無理して仲良くせよと言うつもりもありません。ただ、件の連中は、あなたの人生に提婆達多のような悪役として現れ出てはくるが、もしかするとあなたに大切な何かを知らせようとする働きを担っているかもしれません。

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

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質問者からのお礼

転落院さま
ご回答、ありがとうございます。
ダイバダッタのお話、調べて見てみました。
私を脅迫する人々がダイバダッタだとすると、彼らは私に何かを気付かせようと人生を通して断続的にメッセージを送っているのでしょうか。
その縁や業が何なのかは前の質問でさせていただいた内容なのですが、未だに掴めていません。
今世はまともに生きるな。ということなのか、今世で越えてみせろ。なのかは私次第なのでしょうが。
ブッダが酔った象を動かずに傅かせたような胆力が、私には足りないという事だとは思います。

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