うつ病治療中ですが、働く事が怖い
過去に就職先で上司から女性蔑視のパワハラを受け、うつ病になりました。
その後、ろくに治療せずアルバイトをしていましたが、うつが悪化し退職。
現在治療中で、5年経過しましたが、軽度の症状から回復せず焦りがあります。
パワハラのせいで働く事がとても怖いのに、世間体として無理をしてでも働かなければならない、人の為にならなければならないという強迫観念があります。
実家住まいなのでなんとかなっていますが、うつでしんどくても無理やり家事をさせられたり、心の自由が全くありません。親は女が家事をするのが当然だと思っているので、よけいつらいです。
また、自己肯定感が低いのでお金を使う事にとても抵抗がある為に(価値のない自分がお金を使う事は罪だと感じます)逃げたいと思っても一人暮らしは考えられません。
大学まで行かせてくれた両親には、私なんかに大金を使わせてしまって申し訳ないと考えてしまいます。
働くことを怖がるのは悪なのか、どのように考えれば前向きになれるのか。
お金を使う事への罪悪感を薄める方法はあるのか。
この2点を教えて頂きたいと考えています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談ありがとうございました。
私は僧侶と臨床心理士でございます。
これまで精神科病院や、働く人のカウンセリングをしてきました。
そのなかで思ってきたのが、
「この世界に生きていくことは、うつになる方が当たり前かもしれない」
確かに極論ではありますが、
社会の常識、
仕事の常識、
人間関係によるストレス、
書き始めるときりがないくらい、理不尽なことは山ほどあります。
こうしたことをまともに受け取っていては、
誰でも鬱になる、と思っています。
自己肯定感の低さや罪悪感は、
鬱の症状の一環としてでてきているのかもしれません。
お釈迦様はじめ、仏教の歴史上の偉大な僧侶の方々は、
鬱だったんじゃないかな?
というエピソードが満載です。
そこからどう一歩を踏み出すのか、
恐怖や不安をどう乗り越えるのか、
どう付き合っていくのか、
仏教がヒントになるかもしれません。
ここでは書き尽くせませんが、
ぜひ仏教を学んでみてください(^^)
以下、参考までにm(__)m
無限に与えられていますので
拝読させて頂きました。
あなたの思いを読ませて頂きました。読ませて頂いてあなたが心穏やかに安心してお過ごしして頂きたいなと感じました。
働くことを怖いと思うことは普通のことかと思いますよ、私も大なり小なりそう感じます。自分の知らないところや知らない人と一緒に仕事をしたり、プレッシャーのかかる責任のある仕事をしなければならないと思いと今でもとても嫌な気持ちになります。私もそのようなトラウマがあります。
ですから誰しも大なり小なりそのような思いを抱えていますから決して恥ずかしいことでも悪いことでもありません。
できれば穏やかに落ち着いてお仕事に向かいたいですから自分の気持ちのできる範囲で少しずつできることを伸ばしていければいいと思います。
お金については、確かにお金は生きる為には必要です。とはいえお金は私たちがこの地域や社会や国や世界で生きていくのに利用する道具でしかありません。私達は毎日あらゆるものを頂きながら生きています。それはお金を通して交換して得ているものもあればそれ以外に与えられて頂いているものもあるのです。
全体的にはお金で与えられるものの方が限りがあります。お金で変えられないものや与えられているものは無限にあるのです。ですからお金は有限な限りあるもんですのでそれを私たちが利用することは当然です。何の問題もありませんし、堂々と利用すればいいのです。
私達は無限に与えられている日の光を浴びて成長し、日の光を浴びて育っていった生命を頂いて生きていますからね。私達は無限に与えられながら共に存在しているのです。
どうかおおらかにとらえて下さい。
あなたがあまたのものに恵まれ育まれて、そのご縁の中で皆さんと一緒に健やかに生き抜いていかれますようにと心からあまたのものにお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
お金についてとてもしっくり来るご回答で心が落ち着きました。感謝しております。