hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

弟(愛犬)の死

回答数回答 2
有り難し有り難し 27

先日、15年間一緒に生活した愛犬が事故で亡くなりました。

少し家を空けていた間の事故で、家に帰るとわたしのベットで横たわっていました。

最近、ベットによく登って寝ていたことが多かったので寝ていると思い声をかけても動かなく、息をしていないことがわかり心臓マッサージをしながら病院に連れて行きましたが体はまだ暖かかったのにすでに亡くなっていました。

家を出る時はいつも見送りをしてくれた愛犬。
その日もいつもと変わらず玄関で見送りしてくれました。

その時の愛犬の顔が頭に染み付いています。

事故とはいえわたしが家を空けなければ、もう少し早く家に帰っていればなどの後悔が消えません。

15年というわたしが物心着く頃から一緒にいて、成長してきた愛犬の死に心の整理がつかず目を閉じれば愛犬の顔が浮かびます。

火葬の日笑顔で見送ることが出来なかったわたしはダメな飼い主だなと思います。

これからわたしが愛犬にしてあげれることはなにかありますでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの温もり、匂いのするベッドを選んだのかもしれないね。

そうだったのですね。。。
あのとき、そばにいたら、
そう悔やんでしまいますよね。

あなたの大事な子だものね。今も。
あなたの温もり、匂いのするベッドを選んだのかもしれないね。
あなたと一緒に、最期を迎えていたと思うわよ。

大切な いのちに。
同じように、仏様に手を合わせていきましょうね。お写真の横に、仏様をご安置して。
一緒に手を合わせてあげてね。
お浄土の仏様(阿弥陀如来)がいいと思うわ。
そしたら、いつの日か、また遇えるから。
南無阿弥陀仏なもあみだぶつと、お念仏してね。

私も、こちらから、手を合わせるわね。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

最愛のご家族の御逝去お悔やみ申し上げます。

ご質問拝読いましました。
15年間長生きしたと、
思います。
数えきれない思い出をたくさん
残して極楽浄土に、
先に還られました。

うちにもワンコがいます。
寝食を共にしています。
寒い冬は身を寄せ合って、
暑い日はお腹を出して、
一緒に寝ています。
うちはワンコがいるので、
海外旅行へは行きません。
可愛い我が子を、
口の聞けない子を
他人に預けたくないからです。

愚僧もワンコが亡くなると、
大泣きします。
人目なんか憚っていられません。
家族が亡くなったのですから。

しかし、
泣くだけ泣いたら、
あとは笑顔でその子の、
楽しい思い出だけを
思い出すようにしています。
何故なら、
こちらがいつまでも悲しい顔を
していると、
以心伝心、
ワンコも悲しくさせるからです。
気持ちは伝わりますよ。
伝わらない筈がありません。
どうか楽しかった日々を
思い出してください。

撫でたり、
話しかけたり、
散歩したり、
楽しい日々は、
ワンコにも楽しい思い出です。

そしてもう一つ、
愚僧には確信があります。
亡くなったワンコは、
必ず生まれ変わって、
現れるということです。

30年ほど前に一緒にいた、
秋田犬のヒロくん。
大変おバカな子で、
3度も噛まれました。
興奮しちゃう子なんです。
この子は5歳で旅立ちました。

しかし、
3年前里親として、
家族になった、
トイプードルのラッキーくん。
犬種は違いますが、
間違いなくヒロくんの、
生まれ変わりだと
確信しています。
興奮すると、
とにかく無駄吠え、
要求吠えしてきます。

子どもは子どもですから、
嗜めますが、
なかなか言うことを聞きません。
この親をして、
この子あり。
仕方がありません。

どうか悲しまないでください。
必ず戻ってきますから。
今世なのか、
来世なのかはわかりません。
でも、必ずあなたの前に、
現れます。

再会を信じて、
その子の分まで、
明るく前向きに、
そして、
正直に生きてくださいな。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

あたたかいお言葉ありがとうございました。
いつかわたしが愛犬の元へ行くときに笑顔で再会できるよう毎日手を合わせようと思います。

中田三恵様
あたたかいお言葉ありがとうございます。
今はまだ愛犬のことが忘れられず心が苦しい毎日になっていますが、いつか愛犬の元へ私が行ったときに笑顔で再会できるよう毎日手を合わせて話しかけてようと思います。
ありがとうございました。

花山雲吉様
あたたかいお言葉ありがとうございます。
今は楽しかった思い出を思い出しても涙が止まりませんが、愛犬のためにも心から笑って写真を見れるようになれればいいなと思っております。
またどんな形でも愛犬また巡り会えるよう前を向いて生きていこうと思いました。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ