私はいていい存在でしょうか?
こんにちは。初めまして。
今月父が亡くなりました。父は2度結婚し、2度とも離婚しています。私は2度目の結婚で産まれた子です。両親は、私が18歳の頃に離婚しました。
1度目の結婚で、父には娘さんが生まれていました。私は20歳の頃に、実は母とは再婚であること・異母姉がいることを知りました。そして父と共に異母姉と会い、連絡先を交換しました。しかし、ほぼ連絡は取っていませんでした。
今月、父がもう先は長くない時期になった時、久し振りに、更には頻繁に連絡を取り合うようになりました。異母姉は他県、父は東京の病院で入院、私は東京在住だったので、私が様子を見に行ったり、医師からの説明を受けていたので、その内容や父の様子を伝える為です。
そして父が息を引き取り、私が火葬に関する手配を進めました。その火葬も終了し、後は相続に関する手続きをしようとした時、異母姉が「私が相続に関することやるよ!」と言い出しました。私はそれに了承しました。しかし異母姉は他県にいる上、結婚してお子さんがいる。大変だろう、私は未婚、会社から忌引きのお休みをもらっているから、できるだけの資料集めを行い、随時隠さずその行動を報告をして、見逃しているところもあるかもしれないけれども、戸籍謄本などの書類が一式揃ったら送ろうと考えていました。
しかし、先日異母姉から「あなたの行動は怪しい。信じられない。」とLINEがきました。非常にショックでした。
そのことを伝えると「あなたは不倫の末にできた子なんだから、もういい大人なんだし、それを受け入れて行動して」と言われました。私は自分が不倫の末にできた子、なんて生い立ちは全く知りませんでした。更にショックで、今食欲もありません。
異母姉は、私が母とグルになって何かを隠しているのではないかと疑っています。しかし母は火葬も、相続も、私の自由にさせてくれており、私は父の遺産などをキレイに手続きできればいいと思い、何も隠していません。
私はこれから、今私の家にある父に関する書類を異母姉に全て送るつもりです。手紙で今記したことを伝えるつもりです。
しかし、この行動でいいのか、更に異母姉に疑いの目を向けられないか、不安で仕方ありません。
長くなり、申し訳ございません。もう苦しくて仕方ありません。
私の行動はいけなかったのでしょうか?私はいてはいけない存在なのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感情論ではなく、法律に則って進めましょう。
あみさきさんのご心痛お察し申し上げます。
又、お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、一見複雑そうな感じがしますが、これは、あくまでも淡々と法律に則て処理を進めるのが一番かと思います。
感情が入れば、まとまるものもまとまりません。
一度、専門家に相談されたらどうでしょうか。
それぞれの立場も分かるでしょうし、どのように対処すればいいのかも分かります。
ここは、感情論はなしで進めましょう。
すべてが終わった時、もう一度、両親とのことを考えればいいのです。
又、供養とかについても落ち着かれたら考えればいいので、それはお父様が一番分かっていることですから、心配しないでください。
そして何と言われようとも、法律に従って進めるということです。
あなたに罪はない。感情を伝える。
不倫により父や夫を奪われたとしたら、お姉さんやそのお母さんには複雑な感情があって当然です。
ですから、疑われても仕方ありません。
しかし、それはお父さんやあなたのお母さんがやらかした問題であって、あなたには何も罪はありません。
あなたは、このご質問の内容を素直に、あなたの感情もそのまま伝えましょう。
ただ、あなたが怒り返せば相手もそれに呼応してさらに反発してきますよね。
ですから、あなたは穏やかな気持ちで、スムーズに手続きすることを優先しましょう。
欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は誰にでもあります。
あなたにも、お姉さんにも、お母さんにも、それぞれの煩悩があり、自分と他人の悩み苦しみストレスの原因になっています。
自分の煩悩には素早く気付く智慧の眼を、
他人の煩悩にはおおらかに許す慈悲の眼を、
意識しましょう。
大丈夫、心は瞬間瞬間に変化しています。
今の苦しみは必ず過ぎ去る「気分の台風」です。
質問者からのお礼
鈴木海祥様
初めまして。ご回答を頂き、誠にありがとうございます。
実はご回答を頂く前に異母姉への手紙を添えて、父に関する書類・ものを全て送ってしまいました。私の方が感情的になり、まとまるものもまとまらない状況にしていたんだと気付き、反省しています。
送った手紙のことは責任を持ちつつ、感情的な部分は抑え、法律に則り進めていくことを意識します。また、法律家の方に相談しようと思います。
正直、異母姉の怒り等を買うような余計なことをしてしまった、と感情的な反省・不安が残っており、体調が戻ったとは言えません。ですが、鈴木様のお陰で道標ができたと感じています。まずは淡々と法律に則った相続手続き、税金手続きを終えることを目指します。
私はどんなことでも、感情が先行して動いてしまうんだと気が付きました。物事を冷静に見れるように、自分自身を磨いていきたいです。
この度はお忙しい中、ご回答頂き、誠にありがとうございました。ご縁がございましたら、またご相談に乗って頂けますと幸いです。
それでは、失礼致します。
願誉浄史様
初めまして。ご回答を頂き、誠にありがとうございます。
「あなたには、何の罪もない」と言って頂けたこと、本当に嬉しく思います。私の生い立ちに関して、当然母に聞くこともできず、苦しかったです。
ご回答を頂く前に、異母姉へ父に関する全ての書類・ものと、異母姉宛の手紙を送りました。気持ちを綴ったつもりですが、もしかしたら「怒り」の感情が混じっていたかもしれないと反省しております。ですが、素直に感情を伝えてもいいと言って下さいましたことに、心がほぐれました。
送った手紙のことで、異母姉の怒りを買うのでは…と恐怖のような感情は、まだ残っています。ですが、手紙に異母姉の怒りを買うようなものがあったと反省をした上で、これからは穏やかな気持ちで接することを心掛けたいと思います。
お忙しい中、ご回答頂き、誠にありがとうございました。ご縁がありましたら、また相談に乗って頂けますと幸いです。
それでは、失礼致します。