毎日を明るく過ごすためには
いつもご相談にのっていただきありがとうございます。
自殺のニュースをみて毎回とても悲しい気持ち辛い気持ちになります。ニュース見るたびに、虐められたこと、その相手をやり返してしまったこと、今も地元では誹謗中傷されてることを思い出し深く考えてしまいます。いじめ返したことはとても反省してます。
私も相手もいじめ被害者の時に死ななくてよかった。ですがまだ相手が苦に思ってる可能性もありますよね。。私も未だにやられたことは思い出して辛くなるからです。自分がやられて嫌だったことをやり返した時のことの方が申し訳なく辛くなりますが。。相手は私にやった事忘れてるみたいですがそれもまた辛いのです
私も消えたくなることもありますが、子供の成長を見ていたいですし、夫も好きですし、長年の悩みを解決し前向きに生きたいとも思います。ここで相談させていただいて、だいぶ前向きになれる時間が増えてきたような気がしていた矢先、また落ち込んでしまいました。
死って本当に悲しいです。ですが私も死んだ方がましとか、最悪なことを考えてしまう時がたくさんあります。もう何年も体に染み付いてるように、頭に浮かびます。
どうすれば、死にたいなど思わなくなるんでしょうか。誰にもわからないとは思うのですが、、、死にたいなど思うと言霊になったり、悪運を引き寄せたりすると思うのでほんとに辞めたいのですが、、
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
死にたいの裏返し、本当は生きたい
ちげ 様 相談ありがとうございます。
死にたいと思う瞬間は誰でもあると思います。
でも、それを行動する人は稀です。なぜなら、誰でも本当は生きたいのです。
難病で、安楽死を希望した人も、本当は生きたいのです。
あなたの場合も過去に、辛い体験があったとはいえ、本当は生きたいのです。
その辛い体験を受け止めて、過去のその出来事は、たとえ人を傷つけたとしても、その時にそうすることが自分の心を守る最善の策だったと、その時はそう思うし、そうするしか考えなかったと、その時の自分を許すことで、癒しがおとずれ、死にたいという気持ちを減らすことができるでしょう(人を傷つける行為を認めているわけではありません。罪は償う必要は当然あります)
自死されたかたも、本当は生きたいのです。衝動がまさってそのような行為をしてしうようですが、本当は生きたいはずと心に留めて、自分の中にある、傷ついた部分、不安や恐怖、その元となる過去の体験を、寛容にみて、自分を許し、自分を慈しむ、愛情をむけるようなことが出来れば、必ず、衝動にまさることなく、癒されて、生きたいを素直に行動に移すことができるでしょう。
子供の成長を見たい。ご主人が好きとおっしゃおられているので、家族でハグを沢山してみてください。温もりが伝わると、優しさや愛情も受け取ることがでます。
その温もりや優しさを自分の中に向けることで、生きたい、生きていこう、精一杯生きようと思うようなるでしょう。
一礼
台風が過ぎ去るまで雨戸を閉める
心は変化します。感情は過ぎ去ります。
たとえば、家に台風が来たら、雨戸を閉めて台風が過ぎ去るまで待ちますよね。
心に嫌な気分の嵐が来たときも、心の雨戸を閉めて、感情が過ぎ去るまで待ちましょう。
たとえば、「南無阿弥陀仏」の念仏を連続で称(とな)えるという行為を心の雨戸に使えます。
一定リズムで
「なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ」
と連続で口に出してとなえましょう。
(場合により、声に出さず唇を動かすだけや、心の中で念じるだけでもOK)
南無阿弥陀仏と念仏する者は必ず極楽浄土に往生できますから、人生のハッピーエンドは確定、わたしの人生は合格人生だ、わたしは仏様に許されている、だから何があっても平気へっちゃら大丈夫だ、
と思いながら念仏をしましょう。
数秒間でも、数分間でも、念仏する時間はそのときどきの状況で自由です。
とにかく、念仏の雨戸で、激しい感情の台風から心を守りましょう。
そして、「心は無常である」「気分は必ず過ぎ去るから大丈夫」という安心感をつかみましょう。