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留年が決定。教えて頂きたい事があります。

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この度留年が決定してしまい、今後の人生に悩んでいます。3つの事柄についてご意見を頂きたいです。

1.悲しい感情を捨てるには
 留年すると言う事は慕ってくれている後輩達と同じ学年になり、今迄の信頼を失い幻滅されると言う事。親に自分のせいで無駄なお金を払わせる事。留年した学生は国家試験合格率がぐんと下がる事。留年が決定してから殆ど毎晩こんな事を考えては泣いています。このままではおかしくなってしまいそうです。
 この感情を捨て前向きになるにはどうしたらいいでしょうか。

2.人を恨まなくなるには
 私は元々そこまで成績が悪い訳ではありません。S評価だって少なくないです。然し、今回のテストで馬鹿で単純な計算ミスを犯してしまい、たった数問逃し留年が決定してしまいました。その問題の配点が異常に高く、途中まで合っていたにも関わらず部分点も頂けませんでした。言い訳なのは重々承知しております。何度も先生に頼み込みましたが「私も落とすのは辛い」と言われました。そんなの私の方が辛いに決まっていますし、その1教科のたったそこだけで留年が決まり、奨学金が止まり、もう先生が憎くて恨めしくて堪らないです。どうにかしてやろうかとも考えました。然しそんな事考えても何もなりません。
 先生を憎まなくなる為にはどうしたらいいでしょうか。

3.頭が固い事は悪い事か
 私はルールや決まりを凄く大切だと思っています。誰であれ無礼な態度や相手を蔑ろにする事が大嫌いで、約束したならば必ず守ります。然し、自分は過去に」留年しないよ」と言ってしまっていました。それだけ自信がありました。悔しくて情けなくて申し訳なくて死んでしまいたいです。本当に恥ずかしいです。自分で自分を縛り付けています。よく真面目といわれます。前は誠実だと自負していましたがもうわかりません。
 頭が固い事は、ルールを重んじる事は良くない事でしょうか。

長文になってしまいましたが、助けて頂きたいです。どうぞよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

現実の自分から始める

こんにちは、初めまして。

お辛い状況にあるようです。
一緒に考えましょう。

1.悲しい感情を捨てるには
「捨て」きることは難しいでしょう。
現状が一般的にも、自分的にも望ましい状態ではないのですから、現状を無視、忘却できない限り、「悲しい感情」と向き合うことは避けられないと思います。
ただ、これは次の2とも関係するのですが、自分で高く設定したあるべき自己像(つまり高いプライド)に悩まされている感があり、これを見直すことで「悲しい感情」は幾分改善されると思います。

「親に自分のせいで無駄なお金を払わせる事」、「留年した学生は国家試験合格率がぐんと下がる」と言われています。これはつまり、「無駄なお金」をかけさせない、「国家試験合格率」を下げることのない、あるべき自己像(高いプライド)に固執しているという事になりませんか。

しかし、現実は逆になった。
その事実から、その自己像からスタートすべきです。
あるべき自己像との落差を嘆いているかぎり「悲しい感情」は増していくでしょう。

2.人を恨まなくなるには
これも先に述べたことと同様です。
「元々そこまで成績が悪い訳ではありません」というあるべき自己像、これとの落差に悩まされています。1の場合は、その落差からくる感情を自分に向けていますが、2は他者(先生)に向けています。つまり、原因は同じであり、対処も同じという事です。
「先生を憎まなくなる為にはどうしたらいいでしょうか」、それはあるべき自分ではなく、現実そのままの自分を認めることに先ず集中することにあります。

3.頭が固い事は悪い事か
あなたは過去の留年に関わる発言を後悔している様子ですが、これも1、2と同じです。自分は「ルールや決まりを凄く大切」に思い、失言をしない自分というあるべき自分と、現実の自分とのつじつまが合わなくなってしまったから苦しいのでしょう。これは「悪い」等の善悪の問題ではなく、あなたの心の成長の問題です。

現実の自分から始めましょう。

段々と、少しづつ自分を高めていけばいいのです。
着実に、自分を責め過ぎず、できることを毎日積み上げていく。
さすれば、かつて自分が描いていたあるべき姿にいつの間に到達していることに気が付く日が来るでしょう。
焦る気持ちもあるでしょうが、自分の今日できることを出来る範囲で積み上げてください。応援しています

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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挫折あるから成長できるのです

拝読させて頂きました。あなたが留年することが決まってしまい大変悲しく辛く受け入れられない思いを抱えて、人を世を恨み憎しみどん底にいることを読ませて頂きました。あなたのそのお気持ちはわかります。あなたのお気持ちをお察しします。
ひとまず一息ついてみて下さい。ゆっくり呼吸なさって屈伸したりストレッチして体を伸ばしてみて心を落ち着けてみましょう。そして心も体も少しほぐしてあげて休めてあげましょう。おそらくあなたの心も体もそのような受け入れがたい苦しみに心底疲れ果ててしまっていると思います。そして心も体もだいぶ追い込まれてしまっていると思います。少しでもそのことを離れてみましょう。そしてあなたの心も体もあなた自身もゆっくりと許してあげて下さい。ですからほんのちょっとそこから離れてみましょう。
いかがでしょうか?

そしてあわてないでゆっくりと今の自分を見つめ直してみて下さいね。大丈夫です安心なさって下さい。

私は学生の頃友人から言われたことを忘れません。それは「人は挫折して初めて自分のことがわかるし、そこから初めて変わることができるし、本当に成長することができる」と言われました。その友人は浪人してやっと大学に入ってだいぶ苦労していましたから、私のことを見てそのようなことを言ったのです。今考えると私はその当時とても思い上がった鼻持ちならないやたらプライド高い愚か者でした。今でもあさはかな愚か者には変わらないですけどその当時は人を人とも思っていなかった輩だったと思います。それから私は幾つも失敗を繰り返して挫折感を味わって何年もかかって今の自分があります。

今のあなたにとってはその挫折は受け入れがたい辛いことでしょうが、そこからあなたは必ず人として成長なさっていかれることでしょう。あなた自身が自分の人生や未来をもう一度しっかりと向き合い自分の足元を見つめ直す機会となるはずです。
私はあなたが必ず今回のことを経験して初めて人として大きく成長なさっていくことを信じていますし、あなたを心から応援したいと思っています。

人生は予期せぬことの連続ですけども必ず乗り越えていくことができますし、その上で変化を遂げていき成長していくことができるのです。

あなたの未来が豊かな実り多き人生であるように切に祈ってやみません。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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私も留年しました。電気電子工学科だったのですが本当に勉強は難しくテストは厳しかったのですよ。世間ではよく勉強するのは受験までで大学は遊ぶところなんて言われますが私の場合いや私のいた学科はみんな高校の時よりも勉強していたんじゃないかな。
さて、留年したことによって下の学年と一緒に授業を受けたりゼミに入って一緒に勉強や実験などしたりしたわけですが、私の場合は結果的には留年してよかったと思っています。というのもそれまでの同学年の友人に加えて下の学年の人とも仲良くなれたからです。なのでプライドとかは一旦横にしまって「同学年だからため口でいいよ、よろしくね」と後輩に明るく話しかけてみてくださいね。
また時間的に余裕ができますから選択科目を増やしたり学費の足しにバイトしたり、これまで読んでこなかった分野の本を読んでみたり、せっかくの1年間を有意義に使って自分の視野や興味を広げてくださいね。
他の人より1年間多く学べる、いろんな経験ができる、人脈も広がるとプラスに考えてくださいね。
あなたの未来に幸ありますように。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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