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毎月の命日に何をすれば良いのか

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有り難し有り難し 9

まだ主人が亡くなり4ヶ月です。亡くなって仏様になりもう病む事も無く大丈夫だと言われても悲しくて寂しくて突然涙が出て何をしたら、どう生きたら良いのか毎日悩み、1日が過ぎます。ひとつひとつの事柄を悩み不安になります。お供えをしても結局私が食べる事になるのがまた辛くなります。命日はどうするのがお作法なのか、分からない事は主人に聞いていたので、また顔が浮かび胸が痛くなります。お作法を教えて頂けないでしょうか、宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご本尊を大切に

こんにちは、初めまして。

まずは、お悔やみ申し上げます。
お悲しみでしょう。

さて、月命日の「お作法」ということですね。
あなたのご宗旨が分からないのですが、私は浄土真宗本願寺派の立場から一言アドバイスします。

お佛壇に向かって手を合わせつつ亡き人のことを想う、現在これはしておられることだと思います。

それはそれでよろしいのですが、肝心な点はご主人が「亡くなって仏様になり」という点です。我が宗派では、御本尊は阿弥陀如来様です。故人を仏様にしてくださった(つまり成仏させてくださった)のは、他ならぬ阿弥陀如来様なのです。そして、後から命終えていくものも同様です。

つまり、故人にとっても、あなたにとっても命を終えていく身に近しい仏様であるのが阿弥陀如来様です。月命日は、御仏壇の中心、最上段におられるその仏様の救いの心を大切に聞く御縁です。その仏様に合わせるとともに、その御心に触れるべく法話(最近はインターネットでかなり聞けます)を聞くことがもっとも良い方法であると思います。

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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

朝早くから有難うございます。我が家も同じ宗派ですので、お教え頂いた通り、法話をネットで探してみようと思います。また宜しくお願い致します。

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