遺髪・遺骨のない親族の供養について
お世話になります。
つい最近、私の高祖父が満州からの引き揚げ途中病死し、その遺体は半島の道端に埋められていることがわかりました。
高祖父は遺骨もなく、話を詳しく知っている人たちも皆亡くなりました。
その事実を知ってから、遣瀬ない思いが湧き上がって仕方ありません。のうのうと知らずに生きてきてしまった事が苦しくて仕方ありません。
他にも遺髪・遺骨のない親族がいますが、そんな家族がいる場合どこに向かって、どのように手を合わせたらいいのでしょうか。
御回答いただけますと幸いです。
30代既婚子無し。毒親持ち。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたの家の宗旨はなんでしょうか。 その仏様に手を合わせよう
先祖を辿っていくと、私の命に繋がる多くの先祖の方々がいてくださることでしょうね。お一人おひとりの人生を想いながら、仏様に手を合わせて参りましょう。
あなたの家の宗旨はなんでしょうか。
その仏様に手を合わせられたらいいのですよ。
どんな命も、どんな生き方も、どのような最期であっても、仏様は救おうとはたらいてくださっています。
ですから、この人のために!というよりも、あなたが先祖さまを大切に想いながら、手を合わせる生き方をなさるのが、皆が救われる道なのです。
私は、浄土真宗です。浄土真宗の御本尊は阿弥陀如来。生きとし生けるものを必ず浄土へ救うとのお心を有難くいただき、皆が そして私自身が、浄土へ参らせていただけるよう、お念仏を大切にしています。
あなたも、宗旨がないのであれば、南無阿弥陀仏とお唱えなさってくださいね。
私もこちらから、あなたの高祖父様を想い、手を合わせます。
合掌
質問者からのお礼
中田様
お忙しいところ御回答をいただき、誠に有難う御座います。
宗旨の仏様(調べたら定まっていない?ようで、実家の仏壇に鎮座されている仏様にしました)を思い浮かべ手を合わせたら、私は独りきりではないのだなと思い出す事ができました。今は暖かい気持ちです。
そして、誰かに一緒に手を合わせて欲しかったのだなぁとも気がつきました。
本当に有難う御座います!