異宗教間の恋愛は不毛でしょうか。
お付き合いしている方がいます。彼の家庭はキリスト教徒で特に母親が敬虔な方です。一方、私の家庭は仏教徒。同じく母親が熱心に信仰しています。
彼自身は、「子どもの頃は信じていた」「子どもの頃みたいには信じていないけど、神社やお寺には手を合わせたくはないかな」と言っています。
私は、父を幼少期になくしており、私達家族にとっては、仏壇に手を合わせることは父を想うことに直結しています。特に母はその思いが強く感じます。このことは、彼にもシェアしています。
彼とは幼馴染で、家族のこともある程度知っていて、交際前からフランクに何でも聞き合える関係です。しかし、宗教については、センシティブなことなので、どこまで聞いてもいいのか、怖くてこれ以上踏み込んで聞けない自分がいます。
年齢的にも、結婚も考える歳です。お互い信仰心の強い家庭で育ったことは、お互いの信仰心を理解できることに繋がるのではないかと思っています。
一方で、これから、どこまで宗教が違うことが障害になるのか不安です。年を取って旅立った時、同じお墓に入れないのかな、空の上では会えないのかなと思うと悲しい気持ちになります。
異宗教間の結婚は、どんな問題が待ち受けているのでしょうか。解決の糸口はあるのでしょうか。愛していても離れる決断をするほうが幸せなこともあるのでしょうか。。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
パートナーの方が宗教が違うのはよくあることです。むしろ同じ方が少ないかな。
仏教もキリスト教も同じ宗教であってもその中の宗派はたくさんあり、それぞれの宗派で教義が違いますからね。
大切なことはお互いの信仰を尊重し相手に決して強要しないことだと思います。
彼に無理に手を合わさせる必要もないし、あなたに無理に手を合わさせない必要もありません。
キリスト教の愛と仏教の慈悲を合わせて。
何か問題にぶつかった時は愛と慈悲を支えにして一緒に考えて乗り越えてくださいね。そうすれば神様も仏様も祝福してくれるでしょう。
質問者からのお礼
ご回答くださり、ありがとうございます。
「~だから」、「~でなければいけない」に囚われていた自分に気付きました。
「彼と一緒になるなら、改宗をしなければいけないのでは」という思い込みと、仏の子である自分を否定したくない自分の間で苦しんでいたのかもしれません。
お話を拝読して、相手も自分もあるがままでいいのだと思えて、安心できました。
神様の愛と、仏様の慈悲を合わせる。彼となら、そんなこともできると思います。
お二方からの祝福を受けられるような関係を築いていきます。