相手に依存してしまうう
現在付き合って約1年の彼氏がいます。
先日彼から「俺によかかってきてる感じが嫌だ。面倒を見ている感じがして対等な気がしない。」と言われました。
今までも喧嘩などをした時に私の子供っぽい考え方を彼が指摘する、と言うのを何度か繰り返していて、その度に私が泣いたり凹んだりしていました。
彼の言うことに納得したいのに、どこかで言われて悔しい、嫌だ、ひどい、と言う気持ちが出てしまっているんだという自覚があります。
彼も私に対してキツい言い方になってしまっている自覚はあるようなのですが、
「嫌な気持ちになるだろうけど必要なことだから言う」
と言って指摘をしてきていました。
私はそんな彼に対して
「毎回ではないけど、攻撃されているみたいで、いじめられているみたいな気持ちになることがある」
と打ち明けたところ酷く落ち込んでしまい、そのモヤモヤはずっと残っているみたいです。
多分、根本的な考え方や人との接し方が違うんだと思います。
私は揉め事が嫌い。揉めるくらいならよっぽどのことでなければ流してしまおう。彼は嫌なことやダメなこと、思ったことは揉めてでも相手にきちんと伝えるべき。と言う考え方です。
恐らく同じ感覚の人同士で付き合った方がストレスがないと思います。そう言う意味では私の彼の相性は悪いのでしょう。そう自覚してからは、いつか向こうから別れを切り出されてしまうのではないか、とどこかで怯えていると思います。
そんな彼から、しばらく気持ちの整理をしたいから一人になりたい、と言われ、私は2人で答えを出したいと言いましたが、そういう気持ちにはなれない、とのことで距離を置いています。
私も自分の気持ちを整理しようと思うのですが、悲しいとか不安とかばかりで、うまく思考や感情がまとまりません。
一体何から始めたらいいのか、支離滅裂な文章で申し訳ありませんが、お言葉をいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
苦を手放す勇気を。
花子さん
はじめまして、小山と申します。拝読させて頂きました。
よく「恋はするものではなく落ちるもの」と耳にしますが、花子さんも彼氏さんが好きだから、依存の様に頼り、甘えすぎてしまたのかもしれませんね。だから、彼氏さんの方から「よっかかてきている」などの発言があったのかと思いました。
彼氏さんの意見に対して「納得」も「否定」もせず、まずは「理解する」です。彼氏さんの意見がどんな内容にしろ、どう判断するかは花子さん自身の自由と言えます。
なので「攻撃されているみた」「いじめられているみたい」と感じるのは花子さんがそのように判断しているからだと思います。
花子さんの「揉め事が嫌い」彼氏さんは「揉めてでも伝えるべき」というお互いの意見をまずは理解してみてください。そこに、「好き嫌い」「勝ち負け」「優劣」などの感情は入れずに「相手はこう言いたいのだな」と客観的に考えて紙に書いたりして整理してみてください。
きっと新たな気づきがあると思います。
また、違う視点てみますと相手に自分を認めて欲しい、受け入れて欲しいという「承認欲」と考えられます。だからぶつかってしまう。これは、お互いに言えるのではないでしょうか。
仏教には「渇愛」という言葉があります。喉が渇くように、求めても求めても満たされる事がない「執着」の心です。「渇愛」「執着」「承認欲」つまり欲という苦しみです。是非この苦しみを手放す勇気を持ちましょう。
どこかで良い加減を見つけてみてください。
日蓮聖人は「お考えになられよ。賢いものを人と言い、愚かなものを畜生というのである。」と言うお言葉を残されています。悩まれるという事は、考える力がある方です。
大変偉そうな物言いで、失礼いたしました。ご無礼をお許しください。
私なりの返信をさせて頂きました。
どうぞ、花子さんにとって素晴らしい道が開けますようお釈迦さま、日蓮聖人の末弟としてお寺より御祈念申し上げます。 合掌
ご質問ありがとうございます。
お二人のことは詳しく知らないのですがもしかしたら、あなたの彼への思い、彼のあなたへの思い、それは慈悲という愛ではなく執着という愛なのかもしれませんね。全てがそうではないでしょうが。
慈悲とは相手の幸せを願い、相手の悲しみを共感して苦しみを取り除くこと。
執着とは自分の幸せを求めること。
彼はあなたの悲しみや苦しみを取り除こうとしていないようですし、あなたは彼の幸せを願っているように感じないからです。
でも人は成長しますし関係性も日々移り変わります。
これからお互いが慈悲の心を育てていけたなら一緒にいて幸せを感じることができると思います。
もし万が一別れることになっても彼が幸せならそれでいいと思ってくださいね。そしてあなたのことを本当に大切に思ってくれる人を探してくださいね。