はじめまして、なおさん。
ご相談いただきましてありがとうございます。
一緒に考えさせていただきます。

仕事と育児、そして自分の健康のことと非常にご苦労のことと思います。

入りやすいお話ということでしたが、
寝れないときの読経はいかがと思いました。

読経というとお経はわからないとか
何を読んだらいいのかわからないとか、
ちょっとハードルが高いように感じられるかもしれません。

何が書いてあるのかわからない、どんな内容なのかわからないということを少し
置いておきまして、

お経を詠んでいるということを少し解説したいと思いますが、

お経を読むということは一回息を吸うとお経を読むために息を長く吐きます。
そのことによって自然と腹式呼吸が鍛えられます。
また、息を吐くということは自律神経の副交感神経を刺激して、リラックス効果があります。
そしてお経を読むときには一定のリズムで唱えます。
リズム運動を１０程度続けると
脳内でセロトニンという物質を出しやすくします。
セロトニンはメラトニンという睡眠をしやすくなる物質の原料になります。
他にもセロトニンは幸福物質と呼ばれたりすることもあります。

お経を詠んでいるお坊さんの平均寿命が長いなんていうデータもあったりします。

般若心経でも、お正信偈でも何のお経でもいいと思います。
お子さんがおられるということなのでやりにくいかもしれませんが、
お子様が寝られた後に今だと動画をインターネットで検索すると幾つもお経の動画が出てきます。
是非一緒に読んで見られてはいかがでしょう。

ちなみに私は浄土真宗のお坊さんなので毎日お正信偈を読んでいます。

またご相談いただきたいと思います。
合掌

田中博之

万休寺

新潟県長岡市にある真宗大谷派の万休寺というお寺の僧侶です。

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