変態で悩んでいます
いままで、付き合った女性は20人くらいはいます。すべて深い付き合いです。
その中には友人の奥さんも、後輩の奥さんも、部下もいました。なびけば手当たり次第です。もちろん終わってからは反省します。ばれないかという不安はついてきます。妻を愛しています。でも浮気はやめられなくて、やめたいのですが
途切れなく続くのです。30年間愛人なしの生活はありませんでした。
それから、男性とも関係を持っています。いわゆるゲイです。その時はウケ(女役)です。
薬物も興味本位で経験しました。薬物を使いながらすると気持ちが良いのです。
SMも経験しました。もう、何でもアリです。
それでも、風俗とか、売春は嫌悪感があってしてません。
まったく会社でのマジメな自分と正反対です。家での良い亭主とはまったく別人です。
なんだろうか?自分って
ようするに変態なんだなと思っています。
死ぬまで治らないのでしょうか
なるべく刺激を受けないようにそういうものを読まない、見ない、買わないようにしています。
それでも、発作的にSMとかゲイサウナに走ります。感染症の経験もあり注意しています。
普通になりたいそう思っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
静かなる間接殺人
街中である男性からこんな告白を受けた事があります。
「オレは600人の女性と関係を持った。今夜も今から出会い系で知り合った女と会う。
…実はオレの遊びのせいで妻が子宮筋腫、子宮頸がんになってしまった。確実に自分のせいだ。」と。
つまりこの男性は多数の女性と性行為を重ねる事で、沢山の菌・ウイルスを自分の股間ミサイルに保菌しつつ、奥さんとも性行為に及ぶなかで、奥さんに死というプレゼントをしたわけです。奥さんだけではないでしょうが。
人間は食生活、ライフスタイルによって沢山の菌を保有しています。性行為というものは、そういう体内の菌の交換もおこなわれます。そういうリスクがある事を理解するべきです。
男性側にはさほど影響がないでしょうが女性側は体の構造上そういう危険にさらされているのです。女性の体は男性以上にデリケートなものです。体の構造上も複数の異性と性的関係を持つこと自体で子宮筋腫、子宮頸がんになるリスクが高まります。
簡単に言うとあなたは後でイヤと言うほど意味が分かるでしょうが肉体的にも精神的にも人殺しに加担している訳です。
純潔がバカにされる風潮ですが、純潔と言うのはそういう細部にわたって配慮されたもっとも洗練された健全な在り方なのです。
またあなたのサカリのついた我欲という犬を野放しにして、いくつも平和な家庭を壊している訳です。
まず、あなたの奥さんが浮気をしていたらあなたの子供がどう思いますか?
それを「人の奥さんの子供に味あわせている」事実をどう受けとめますか?
言葉のウソを改めるべきです。奧さんを愛している?
奧さん、子供さんをはじめ、あなたと不倫した女性の御主人も子供もかわいそうですね。
文面から一片の反省も感じられない所からすると、何れあなたのあなたの存在を知ってきっと旦那か子供から家庭を汚されたことの復讐をされるなどの天罰が下ると思いますがそれは自業自得。
自分をはじめ、家族、相手の家族の一生の品位品格を損ねている、という罪の重さを感じなければ幾度となく繰り返すだけです。
自分に嘘をついていることに対して真剣に目を向けて自身の我欲、自己愛を解消するだけです。あなたの告白は一見すると懺悔も含まれているようですが、真剣さが足りないと思いますので、これをきっかけに真剣に懺悔した方がイイと思います。
真剣に自分に向き合うことです。
雄(オス)としては一人前ですが・・・。
まことさん。この経験は動物界のオスとしては非常に優れた素質を持っていますが、一夫一婦制の日本に於いては禁忌(タブー)です。仏教の戒律に於いても禁忌(タブー)です。と僧侶としての正論はここまでです。以下ワシの私見を述べさせて頂きます。
◆このような性癖を止めたいなら、偉人に学んだらどうでしょうか?
・ゲーテ
彼は、失恋して自殺を考えておりまして、その時のことを小説『若きウェルテルの悩み』で自分の苦悩を書き、自殺を止めました。あなたも今までの経験を本にしたらどうでしょうか?少々ポルノ小説になりますが、吉行淳之介や渡辺淳一と同じような作品になれば文学として成立し印税も入って、お得と思います。ただ、副作用もあり、ゲーテのこの小説を読んだ若者が自殺するようになり、当時のヨーロッパで悪しき流行になったそうです。渡辺淳一の作品もご存じと思いますが『失楽園』が流行語大賞をとるほど有名になりました。そのことも小説を書く上で覚悟しなくてはなりませんが、書くことで自分は性欲が抑えられます。書き続けることで苦痛が生まれ、性欲が嫌になります。
あなたも50代、もうすぐ定年になる歳ですね。ここを過ぎても同じようなことをしてれば「若いですね。」「元気ですね。」と言われ、尊敬の念をもたれるまでになるかもしれません。しかし、このことを家族に話すと極々一般的な奥さんやお子さんなら絶対に受け入れてくれません。最悪、熟年離婚にもなりかねません。ばれないように続けるか、お休みするか、卒業しましょう。くれぐれも自分の性癖は墓場まで持っていくことをお勧めします。
ワシは実は可愛い女の子が大好きです。芸能人の深田恭子ちゃん、武井咲ちゃん、波留ちゃん、桜庭ななみちゃん、有村架純ちゃん、木村文乃ちゃんなどをテレビで観る度にうっとりしてしまい奥さんに気持ち悪がられます。別に似ている女の子が前を通り過ぎて、何かしようという気が起きても止めます。それは戒律や僧侶という立場が抑えるからです。修行によってそこのところは身に付いたかもしれません。
理性(本能を抑える能力)を十分に発揮させるにはそれなりに修行というか訓練が必要かもしれません。
※ワシのカミングアウトが恥ずかしいですね。
「性依存症」の疑い・・
まこと様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「変態」でお悩みとのこと・・内容を鑑みさせて頂きますと、ビル・クリントン元米大統領や米プロゴルファーのタイガー・ウッズ氏の不倫報道の際に有名となった「セックス依存症」、つまり、「性依存症」の疑いがあるのではないかと考えられます・・
「性依存症」のことにつきましては、下記問いの拙回答にても少し扱わせて頂いております。
問い「我慢」
http://hasunoha.jp/questions/467
「・・依存性であるとすれば、何か精神的な不安やストレスなど、心の問題も控えている可能性があるため、その問題を解決させる、問題となっていることへの対処によって精神的な安定、精神的な充足が得られれば抑えられることになるかとは存じます。・・」
「・・普通に人間の持っている生理的な機能、生殖的な機能を否定することは、人間の種の存在意義、自分自身の存在意義を否定してしまうことにもなりかねないため、それは良くありませんが、あまりに何か依存的に極端に陥ってしまっているとすれば、何らかの問題が発生している可能性が高くなりますので、そこは気をつけなければいけないのではないかと考えております。・・」
「・・重度の依存性の場合は、自分自身ではコントロールできずにどうにもならないこともございます。そのため、適切な医療機関やカウンセリングを受診しての治療が必要になる場合もあります。・・」
依存性の問題は、やはり重度の場合です。
「30年間愛人なしの生活はない」・「男性とも関係」・「薬物・SM経験」・「何でもアリ」・「発作的にSMとかゲイサウナに走る・・」・「感染症の経験もあり」・・
うむむ・・・これはもしか致しますと・・重度なのかもしれませんね・・そうであるならば、自分自身で自制へと向けた努力だけでは既にどうにもならないということも十分に考えられます。
そうですね・・無理に自分でどうにかしようとしても逆に失敗してしまう可能性が高くあるため、不本意かもしれませんが、できれば適切な医療・心療機関の専門家にご相談なされて解決を目指される必要があるのではないかと存じております。
どうか善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
有難うございます。
今は正気でいますので、ありがたくお聞きすることができます
叱ってくれる人もすでにいませんからありがたいことです。
頭でわかっていながら、行動が伴わないから悩んでいます
それをなんども繰り返すからまた悩みます
体の中に二匹の虫が住んでいるようです
性癖を墓場まで持っていく、それがいいと思います。
痴漢などしたこともありませんし、そういうことは嫌いなのです。
でも、同意されると非常にだらしなく弱い
家族やお子さんにも迷惑をかけているのですね
信号無視をしないとか、黄色い線のまえで電車を待つとか
そういう訓練から始めようと思います
思いとどまるそういう訓練が必要だと思います
有難うございます。
お説教を思い出して思いとどまる訓練をしてみます。