もうすぐ、飼ってる犬にお迎えが来そうです。
こんにちは、ご質問させて頂きます。
歩いて5分ぐらいの所に祖父母の家があり、犬を飼っています。一時祖父母とも同居していましたので、犬と一緒に過ごし、一緒に旅行に行ったりした事もありました。
それから15年ほど立って、おととしぐらいから徐々に弱り、とうとう2月に入って寝たきりになり、ここ2日ほどで水も飲めなくなってしまいました。
犬にしてはとても長生きでしたし、やはりこうなっては覚悟を決めなくてはと思っているのですが、自分の気持ちをしっかり保っているのがやっとです。
犬には仲の良かった猫がおり、その猫は先に亡くなってしまったので、きっとあの世に行くときは猫が迎えに来てくれると信じてみたり、きっとまた生まれ変わって会えると信じてみたり、
色々考えて自分に言い聞かせていますが、
それでも、どうしても今にも消えてしまいそうな犬の命の死を正面から受け止められません。だから犬と会うのを何となく避けてしまっています。
どうしたら気持ちに整理をつけて、最期の瞬間を迎えられるでしょうか?
犬にどうやって感謝の気持ちを伝えたら良いのでしょうか。
私は気持ちの切り替えが苦手で仕事も手につかなくなってしまっているので、
自分の心を整理するためにもお教え頂ければと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたにとっての犬とは?
ウミウサギさんこんばんは初めまして
イギリスの諺に次のようなものがあります
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう
貴女にとって愛犬はきっと素晴らしいパートナーだったのでしょう
『死』というものは全ての生物に約束されたものでございます。
貴女が避けた所でそれは残念ながら覆ることはありません。
なればこそ、上の諺のように貴女が『死』というものに正面から向き合い、そして考えなければいけないことだと思います。
『死』を恐れてもそれはどこまでも付いてきます。恐れても目を背けても常に隣に潜んでいます。だからこそ、『死』を受け入れ、その後に何が残せるか、どういった遺志を受け継げるかが肝なのでは無いでしょうか?
辛くとも愛犬の頭を撫でて側にいてあげて下さいませ。会いたくても会えない気持ちというものは貴女にある様に愛犬にもございます。
貴女はご自身の意思一つで会いに行くことが出来るのですから、最後のその時まで側にいるのが一家族としての孝行なのではないでしょうか
質問者からのお礼
ありがとうございます!
とても勉強になりました!
小さい頃から一緒だった犬との思い出を大切にして、明るくお見送り出来るように、思い切り正面から受け止めてみます。