悔しい気持ちが消えません
回答 2
有り難し 35小さい頃痴漢にあいました。
友達との待ち合わせの為公園にひとりいたところ、家族の知り合いだという男に抱き上げられ膝に乗せられました。
後ろから抱え込まれ体を撫でられました。
幸い、服の上からだけでしたがとても嫌な感覚がしたのを覚えています。
小さな声で「やめてください」と言うことが精一杯でした。
手を振り解こうとしましたが、当時10歳の私の腕力ではびくともしませんでした。
当時はショックと困惑を感じていましたが、大人になるにつれ、何をされたのか・されそうになったのかを理解し、改めて強い恐怖を感じる様になりました。
今でも男性全般、特に初老〜高齢の人に恐れを感じます。
どうして私だったんでしょうか。
きっと、人気のない公園にちょうど1人でいた、腕力が弱く怖がって抵抗できなさそうな手近な女の子だったから、ぐらいの理由なのだろうと思います。
そうわかっているのにどうしてか、「なんで私だったんだろう」という気持ちが消えません。
たびたび思い出しては、悲しい・悔しい気持ちや無力感で頭がいっぱいになります。
もう十数年も経っているのにいつまでも消えません。
苦しいです。忘れたいです。
この気持ちはどう処理すれば、どう収めればいいのでしょうか。
何かお言葉いただけたら幸いです。
お坊さんからの回答 2件
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【空】「 」
"「なんで私だったんだろう」という気持ちが消えません"
一切は「空」です。
あらゆる事象には、意味などありません。
ちょうど中身のないカギ括弧のようなものです。
「 」
ここにどんな意味を入れるのかは、あなた次第。
あなたの心の傷は、私なんかが決して軽率にわかりますなどとは言えないほどの痛みなのだと思います。しかし、どんな愚痴も恨みも悲しみもぜんぶ本願につながっています。もしかすると、そのつらい経験は、誰かを支えるためのものになり得るかもしれない。
たまたま出会っただけ
たまたま落ちてきた鳥のフンが当たる人もいます。
たまたま犬や熊に噛まれる人もいます。
それと同じです。
私の地元警察では、不審者情報などをメール配信するサービスがあります。
子供への声かけや、子供に陰部を見せてくる人などは、田舎でも年に何回も出現します。
動物並みに理性が弱い人間にたまたま出会う可能性は、誰にでもあるというのが現実です。
｢なぜ私なのか｣に理由はありません。
深い意味を求めて妄想雑念をふくらますと、ストレスの原因になります。
｢たまたまノラ犬に噛まれた｣くらいに考えましょう。
質問者からのお礼
お言葉ありがとうございました。
「動物並に理性の弱い人間がいる」と伺い、なにか諦めがつきました。理由なんてないのは承知していましたが、どこか納得ができませんでした。
理由なんて本当にどこにもないんですね。
野良犬に噛まれたと思うことはまだまだできそうにありませんが、そう思えるようこれから生きていこうと思います。
「誰かを支えるものになるかもしれない」こんな経験が誰かの為になれるなら、悩んだ十数年も無駄ではなかったと思えるかもしれません。
あのことに意味はなくただ単にちょうど私が対象になってしまっただけ、それだけのことであって、私にもあの時の男性にも何も意味も理由もないとわかりました
自分の中でどう折り合いをつけるかはまだ見つかりませんが、どうにかこの気持ちと付き合っていこうとおもいます。
ありがとうございました。
