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自分の気持ちとの向き合い方

回答数回答 2
有り難し有り難し 5

こんばんは
お忙しい中相談失礼致します。

私は20歳の専門学生で、高校生の頃からなんとなく人間関係が上手くいっておりません。
高校生の時は毎日部活で土日、夏休みも冬休みも春休みも朝から晩まで部活で部活の人とは関わりがあってもクラスの友達と遊ぶということは出来ませんでした。
部活は自分がやりたいことではあったので頑張れたのですが最後の最後で同期の気持ちに反する意見を言ってしまったが故に仲間外れになり、孤独な卒業を迎えました。

専門学生では1年生の頃にいい成績を取ったことを妬まれ八つ当たりされ、仲間外れに。
2年生の頃他の人とも仲良くなりましたが最後はクラスの男性に身体を触られ、それを相談した友達にお前が悪い。知ってたけど敢えて助けなかった。他の子がセクハラ発言された時はみんなで話し合って助けてあげよってなったんだけどね。と言われこれもまた仲違いに…

今では中学の頃からの仲で連絡取り合ってた子にお前は友達無しで独りで居てくれた方が私優先で遊んでくれるから都合がいいと言われ不信になり少し距離を置いています…

こうした時、私は凄く相手を恨んでしまいます。
自分に対して酷いことをしてきたのに平然と笑っているのが許せない。相手が何かをする度に失敗してしまえばいいのに。
そう思ってしまうが故に自分が失敗するのもとても怖い。
ほとんど敵のようなクラスの中で失敗してしまったら何を言われているか分からないし、絶対に負けたくない。
そう思ってしまう自分がとても嫌です。

負けたくないという気持ちは自分の向上心が芽生えるためいいのかもしれませんが、恨みの感情がついてきてしまうので恨みの感情を払いたいです。

どうしたら相手のことを許せるか。
どうしたら周りの事が気にならなくなるか。
妬みや恨み、それらの負の感情をどう自分の中で整理してプラスの方向へ持って行けるか

自分次第ではあると思うのですがぜひ色々な考え方、捉え方を教えていただければと思います
よろしくお願いします


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分を許す

ゆゆ 様 相談ありがとうございます。

色々と対人関係は難しいですね。自分の気持ちを上手に伝えるには練習がいるようです。学校じゃ教えてくれませんから。また家庭でも環境によって、コミュニケーションが上手か下手かはでますから、あなた自身の責任ではないので、気にしないでください。なので自分の気持ちに正直でいながら、他人の意見を尊重するのは練習がいるのです。自己肯定と他人尊重の会話は、アサーションといいますから、検索してみてください。
それと相手の事が許せるか、周りの事が気にせずに済むかですが、それには、自分を許すことです。自分に寛容になることです。
ゆゆさんは、自分の事をどこかで責めていませんか?他人に恨みを抱くまえに、なぜ自分はうまく話せないんだろうとか、なぜ自己肯定が出来ないんだろうとかで、自分を責めていませんか?
その思考をストップです。自分を責める、自分肯定が低いと思うその感情を眺めるようにして、「そんな自分がいてもいいんだよ」と自分を許すこと、寛容にすることです。その自分を責める感情を眺めて、それがいてもいいと思う時に、何かしらアドバイスを与えてくれてると思う時に、自分に優しくなれるでしょう。自分を大切に扱おうとする自分への思いやりが芽生えていくでしょう。
そうして、自分への思いやり、優しさ、愛情が向けられて、それで心が落ち着いたら、他人への恨みや怒りの感情がおさまり、繰り返し自分に思いやりを向けるうちに、またやがて、他人への思いやりが向けられるようになるでしょう。

焦ってはいけません。心の落ち着きや温かさを感じながら、ゆったりゆっくりと自分を許してみてください。
一礼

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有り難し
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お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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私もあなたを支持します。

こんばんは。先日の問答も拝見しました。書いてある以上のことは分かりませんが、前の問いに答えてくれたお坊さん同様、私もあなたを支持し応援します。真面目に努力することを揶揄する人は、実はどこにでもいます。そういう人が多いと、「残りは自分だけが頼り」と思ってしまいますが、こうしてあなたを応援したいという人がいることは、忘れないで欲しいです。人は助け合わねばならないと思いますが、その相手によって人生の幸せは変わります。その人に(沢山は)出会っていないだけです。
 大概、人はまず孤独を味わい、その中で見る目が磨かれ、距離感を掴んでいきます。そして何より、仏様はあなたのような人を見守っています。それは信じてよい相手ですよ。
 私には妻も子どももおりますが、最後まで自分を支えてくれるのは、仏様だけかも知れないと、時々思います。自分がダメかもと思うほど、「それでも仏様は見捨てない」と思ってみてください。あなたはいつでも、そう思う自由があります。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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