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産むべきかどうか

回答数回答 2
有り難し有り難し 45

30代前半未婚です。
現在妊娠中、産むとしたら認知、養育費なしです。
なお、妊娠出産の機会は恐らくこれが最後だと思っております。

母親は産むことに賛成しており、全面的に援助してくれます。父親は反対しております。
父の反対の理由としては経済的にもギリギリになること、母親が人との距離感をつかめないこと、定職についてないことです。
両親は幼い頃に離婚しており、母子家庭の子が母子家庭になる、最初から母子家庭の道を選ばず、私には普通に生きて欲しい。
未婚の母は出口のないトンネルの中を生きるようなものだと言っています。

私自身はこのまま家庭も子供も持たず生きること、それ自体が出口のないトンネルの中を生きていくように感じており、私の気持ちだけであれば産みたいです。
しかし、私と母だけで育てるとなると、人との距離感がつかめなかったり、社会常識等が身につかない、いらない苦労をさせる、私と同様に子供を出口のないトンネルの中を生きさせることになるのではないかとも思います。
私が産みたい、希望が欲しいというだけで人を産んでもいいのかと迷っております。

なお、何を今さら迷っているのかという話なのですが、この子自身は望んで妊娠しました。
一度だけ避妊せずに、出来たら産もうと決めてたのですが、やはり本当にいいのかと迷ってしまってます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「出口のないトンネル」はない

こんにちは、初めまして。

現在のあなたの状況は、既に走り出した電車のようなものである、と思います。
一度、自分の力で動き出したものを、止めようと思ってもすぐに止まることは出来ません。いや、止めない方が乗客には安全です。あなたの成すべきは、自分のペースで目的地まで無事に命を送り届けることではないでしょうか。

「一度だけ避妊せずに、出来たら産もうと決めてた」とあります。あなたは自分の判断で走り出したのです。「産むとしたら認知、養育費なし」も恐らく予想がついていたでしょう。「経済的」問題も、「人との距離感がつかめなかったり、社会常識等が身につかない、いらない苦労をさせる」と考えていることもそうです。

ただ、いずれの問題も、あなた次第です。
「経済的」には粉骨砕身すればいい。
「人との距離感」が掴みにくいのなら、カウンセリングを利用したり、多くの同世代の子供たちの場に積極的に身を置かせて丁度いい関係を覚えさせる。
「社会常識」は曖昧なものですが、先述したように色々な人とのかかわりに身を置いておくときっとつかめていくと思います。例えば、子供にならいごとにさせ、自分もママ友関係を気づくというように、一緒に成長していくのです。

「出口のないトンネル」は現実に存在しません。
軽快に走り抜け、出口の風景を期しつつ、一駅一駅ごとに人生の目的地を踏んでいってください。

応援しています

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

授かったのには理由があるはず。

あなたの父親が反対する理由を
覆すだけの覚悟をあなたが持つだけです。

もし覚悟が持てなくても
特別養子縁組があります。
授かったいのちを無碍にしてはなりません。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

質問者からのお礼

ありがとうございました
あの後、産みたい気持ちはあったものの、中絶してしまいました。
恐らく、妊娠故のマイナス思考もあったかと思いますが、産んだら子供が生き地獄、私のことで散々迷惑をかけて来たのに父や兄に更に迷惑をかけてしまうという思いが消えませんでした。
皆さんからあたたかい言葉を頂いていたのに申し訳なく、また元気に順調に大きくなっていたのに冷静な判断ができず、中絶してしまった子にも申し訳ない気持ちです。
もう少し落ち着いたら、子のために写経と供養、他の方のために献血、これからの自分のために精神科への受診を考えています。

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