産むか産まないか
17週の初妊婦です。
転職する予定で避妊もちゃんとしようとしていた時、生理不順で1ヶ月遅れることなんてザラにあったので気にしてなかったのですが妊娠していました。妊娠している事で仕事断られ、退職届を出したもののもう一度雇ってもらえないから頼んでもみましたがやはりダメでした。
私は妊娠がわかった時、嬉しくなく、どうしよう中絶したい。と思いました。それをパートナーや両親、義両親に伝えたところ、今はそう思うかもしれないけど仕事なんていつでも出来るし前向きになってくるかもしれないと言われ産む方向で進んできましたが前向きになどなれず、色んなことをネガティブに考え、鬱になり薬も飲むようになりました。
精神科の先生には今回は治療に専念して子供は諦めた方がいいと思う。と言われました。
自分自信はずっと中期でも中絶したいと思っていましたが、産婦人科の先生に処置方法を聞いたら怖くなって中絶するのも怖いし産むのも不安で怖くて決断できなくなってしまいました。
中期中絶をする予約を一応月曜日にしているのですがそれまでに決めなければいけません。
なにかあればお言葉を頂きたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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中絶
ららさま
基本的に僧侶が中絶を肯定してしまうことは、大きくには不殺生戒に反することになるため、お勧めができないものとなります。(お釈迦様の時代にあった中絶に関与した僧侶は例外なく僧団からの追放になっています)
しかし、社会的な変化、時代背景、個々人の汲むべき事情等(出生前診断等も含めて)があることも無視はできず、一概にそれが良いのか悪いのかは判断できないところもございます。
ただ、「一つの宿した大切な命」ということは忘れずに、いずれの選択であっても、後悔の無いようにして参りたいものであります。
お一人では決断を背負うに非常に苦しいところがあるかと存じます。
家族の意見、専門家の意見も聞きながらに、十分ではなくても、ある程度は納得なさられて受け入れられると良いのではないだろうかと思います。
ただ、もし、中絶をご選択なさられましたら、水子供養を懇ろにして頂けましたらとは存じます。どうか善き赴きへと向かうご縁に与かれますようにと。(供養を前提に中絶を肯定するわけではありませんが、尊い一つの大切な命への向き合い方として)
川口英俊 合掌