結婚に反対する親に従うべきなのか。
私には、結婚を考えている彼氏がいます。彼には結婚歴がありますが彼に問題があるものではありません。
先日両親に彼が挨拶に来たのですが、その場では承諾した言動をしておきながら、後日私のみに「結婚はダメ。別れなさい。あなたの気持ちに寄り添おうとしても妥協点がない」とのこと。
反対している理由は、二人の学歴や仕事のバランスが悪すぎる、長男長女の組み合わせで、彼の実家に近くなるのは私の両親への配慮あるのか、などです。他にも、彼の意図とは違う捉え方をして、どうかしているといいます。両親の価値観にあてはめるとそう思ったのでしょう。後日何を説明しても後付けだと言って聞こうとしません。もう両親のなかで結論が決まっています。
両親は、彼に直接会い言い分を一応聞いた上で、認めない理由を本音で話し、諦めてもらうよう説得するそうです。
院卒公務員という私をとても自慢に思っているようで、それ自体はありがたいですし町工場で働きながらここまでしてくれたことには、とても感謝しています。
ですが、どんな人と結婚するのか期待している、と言われたのはとても辛かったです。まだ「期待」するのかと。期待する主体は親なので、私の幸せよりも自分たちの思いを優先しているように感じ、親の説得を諦めてもいいと思うようになりました。二人で出した「時間をかけて認めてもらおう」という結論すら、「周りが見えてなくて情けない」ことらしく、それもがっかりしました。
一方で両親にも理想の相手像があることも、両親が私に幸せになってほしいと思うこともわかります。親への感謝を考えたら、私がどんなに彼とやっていきたい、彼だから結婚したいんだと思っても諦めるべきなのでしょうか。不安な点はとことん彼と話し合い、許せないと感じた点は今のところありません。
最初から結婚を前提にした交際ですので、価値観や居心地のよさを重視したのですが、盲目になっているだけなのでしょうか。
私が親の反対を押しきる、と宣言したら二人は悲しむでしょうし私に失望して絶縁すると言うかもしれません。そんな悲しいことはしたくないと思う自分もいます。ですが私も彼も30代なので、20代のときより冷静だと思っています。このまま進める覚悟がありますが、親不孝者でしょうか。両親に対する理解できない部分と両親への思いとで悩むたび苦しくて涙が止まりません。
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安定した結婚であることを証明する
こんにちは。
ご両親が反対の理由は、
・「二人の学歴や仕事のバランスが悪すぎる」という学歴・仕事の不釣り合い
・「長男長女の組み合わせで、彼の実家に近くなる」という、結婚後の生活、老後の問題との関連
以上、2つの点がご両親対あなた達お二人の隔たりになっているようです。
ご事情があって詳しく書けないのかも知れませんが「他にも、彼の意図とは違う捉え方をして、どうかしているといいます」というところが気になります。ご両親の目線に立てば、学歴、仕事等で釣り合う「期待」以外の論点はあるのでしょうか。
私が第三者として見るならば、ご両親が彼氏さんを認めない大きな理由があるだろうと思います。それは、「彼には結婚歴がありますが彼に問題があるものではありません」というところです。これは、あなたと彼氏さんにとっては問題はない、と判断できてもご両親にはすぐに首肯できないことだろうと思います。問題ないと判断する主体は、彼氏さんであり、あなたです。あなた側からの理屈にしか過ぎないのです。あなた達お二人にとって自明のことでも、ご両親には危うく見えるかも知れません。これは、あなたの幸せを思えば、安定した結婚であるか否かの重要な指標になると思います。
また、離婚の経緯について、彼氏さんが先日の顔合わせで説明したのかも知れません。しかし、これは口で一度や二度説明しただけでご両親は納得し難いでしょう。ですから、これは何度も顔合わせをしていって彼の人柄から信じてもらう、ということしか証明の仕方が無いと思います。
「時間をかけて認めてもらおう」というお二人の方向性は間違っていないと思います。一方、「両親が私に幸せになってほしいと思うこともわかります」という間で苦しんでいるのでしょう。ここは一つ、時間を区切って、例えば半年間時間をくれないかとご両親に頼んでみるのはどうでしょう。そして、定期的に会って彼氏さんの人柄を見て欲しい、と。そして、ご両親のことも義両親と同様にお付き合いしたいと安心してもらう努力をした方がよいと思います。
「絶縁」という事態を極力回避するための、最大限の努力が先ずは必要ではないでしょうか。
追記
ご返信ありがとうございました。
「死別」だったのですね。
回答が少しずれてしまったかもしれません。
そうすると、ご両親の指摘には違和感がありますね。
またご質問ください(字数制限)
質問者からのお礼
ありがとうございます。第三者のかたの目はとても落ち着きます。ちなみに離別ではなく死別です。それに関連した話を私にしたこと自体がおかしいそうです。安定した結婚になると少しでも思ってもらえるようにきちんと伝えて、誠実な人だとわかってもらえる日がくるよう努力したいと思います。
追記に対するお返事、ありがとうございます。簡単に言えば、私に前妻の法事について話したことをよく思っていません。準備に付き合わせるつもりだと。住職さまに対し言うのは失礼かもしれませんが、前妻の法事に付き合う予定はありませんし、彼もそんなつもりありません。私は他人にすぎませんし。私も両親に違和感がありますが、こちらの思いを精一杯伝えれば、親には伝わると信じたいです。住職さまのおっしゃるような安定した結婚生活には、学歴や仕事のバランスよりも大事なものがあると思っています。