亡くなった祖父に別れを告げられない
こんにちは。
つい先日、祖父が急逝しました。
あまりにも突然のことで、私を含め家族みんな、はじめは信じられませんでした。
私は遠方(海外)に住んでおり、通夜にも葬式にも出席することができません。
タイミング的なこともあり、いくら急いでもいくらお金をつんでも叶いません。
最後に顔を見る事も、残されたみんなと一緒にちゃんとお別れをすることもできないのです。
祖父には小さい頃からお世話になった思い出と感謝があります。
大人になってからはあまり頻繁に訪ねることもできませんでしたが、たまに行くといつも玄関で優しい笑顔で出迎えてくれました。
いつもは恥ずかしくて気持ちを伝えることもほぼありませんでしたが、家族を大切にする、尊敬できる、大好きな祖父でした。
そんな祖父に、ひとり最後のお別れをすることが叶わず、強い無力感を覚えます。
手を合わせ、少しでも気持ちを伝えようとはしましたが、やはり一人異国の地でそんなことをしても虚しいばかりです。
日本にいる家族は現在進行中の葬儀にバタバタしており、私は蚊帳の外という感覚です。
こんな状況で働くことなど考えられず、ここ数日は仕事も休んでしまっています。
また、同じことが両親や他の大切な人にも起こるかもしれないと思うと、こちらでの仕事を辞めて日本へ完全帰国し、また一から新たに生活を始めたいと真剣に考えてしまいます。そしてそのことばかりが頭に巡ります。
お通夜やお葬式は残された人のためのものである、というのをどこかで目にしましたが、まさにそれを実感しています。ちゃんとお別れを告げる機会が持てないことがこんなにつらい事だとは思いもしませんでした。遠く離れた地を動かず、食べて寝るほか何もできない自分がとても不孝者に感じ、いたたまれません。親を亡くした自分の親を近くで支えてあげる事すらできません。
この事実、辛さや非力さを、どのように受け止め、処理すればいいのか分かりません。どうか、皆様のお知恵を貸していただけませんでしょうか。
乱文にて失礼いたしました。よろしくお願いします。
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別れを告げられないのはつらいことですね。
ケリーさんこんにちは。書き込みありがとうございます。
お祖父さんが突然、亡くなられたとのこと、お悔やみ申し上げます。
ケリーさんにとって、大好きな、とても尊敬しているお祖父さんだったのですね。ケリーさんの言葉に、ケリーさんがお祖父さんのことをとても敬愛する、とても温かな関係だったのだと想像いたします。
その、お祖父さんと最後のお別れができなかったのですね。
もし、通夜や葬儀がこれからでした。また、お願いできる人がいるならば、どなたか通夜・葬儀に出られる人の中でお願いして、スマートフォンなどから、電話やビデオ通話アプリなどで繋ぐことも良いと思いますよ。
現在はコロナ禍のこともあって、オンライン葬儀と特別銘打って無くても、そういった形で、遠方の人と繋ぐ人を時折、見かけるようになりました。
間に合うようでしたら、いかがですか?
質問者からのお礼
一番つらいときに、投稿からたった数時間でお言葉をいただけて、気持ちが救われました。ありがとうございます。
リモートでの参加も、参列する家族に頼もうか考えました。
しかし、みんなが悲しみにくれながらも準備等に追われて忙しい中、そのような頼み事をして手を煩わせるのもどうかと思い、結局断念しました。
その分家族といつもより連絡を取り合い、悲しみや悔やみを分かち合うことで、大分気持ちが楽になったような気がします。
今朝は心に喝を入れて仕事にも行きました。
どこか上の空な部分もありましたが、こうして日常生活に戻っていくんだなぁと感じています。
大切な祖父にもう会えないのは悲しいけれど、前を向いて生き、今度挨拶しに行ける時には精一杯感謝の気持ちを伝えたいと思います。
親身にお話を聞いていただき、また実用的なアイデアをご提案いただき、本当にありがとうございました。