離婚時の条件相談について
長文になりますが、お付き合い頂ければと存じます。
妻からのモラハラに耐えかね、離婚したいと考えています。現在話し合いの最中ですが、心が折れそうです。また1歳半になる息子がおり、非常に気がかりです。
妻は毎日のように私の家事や話す内容(たった一言の返事や問いかけ)に怒り、人格攻撃を行っており、事あるごとに離婚と言ってきます。私が体調不良時も家事を強要し、遅いと突き飛ばしてきたり、暴力を振るったりすることもありました。また、私が言わないで欲しいと言った内容について、わざと口に出して挑発するきらいがあります。
先月末、言わないで欲しいと言った言葉を妻が発したことで、私が激怒している内容を録音した音声を偶然聞きました。私は妻が自分が被害者のつもりなのかと愕然としました。
妻に離婚意思を確認すると保留しているとの回答で、その後私の母に電話で罵詈雑言を浴びせる妻を見て、別居を決意しました。
今月中頃、妻に対し、改善意思の確認をしたところ、ないとの回答があり私の離婚意思が固まりました。親権は取りたいと思っていましたが、現状では勝率は相当に低いと法律相談した弁護士に言われ、気掛かりながら戦う意思を挫かれています。
現在は別居における条件や、離婚協議書の内容についてやりとりしています。
私は譲るところは譲るつもりですが、妻からはこれまでの事実を自分の都合の良いように変換して、わがままを通そうとしており、法的に義務がないことまで要求してきます。
私自身今年夏頃祖母を亡くし、現在長年実家で可愛がってきた愛犬が命の危機に瀕しています。祖母が亡くなった際も、妻は心ない言葉を私に投げかけてきました。
更に会社の先行きが不透明のため、社員全員が転職を考えている時期であったことが追い討ちをかけています。
大切な人を失い、また失いかけている今、
自分のために、また息子のために何ができるのか毎日考えています。
ただ限界まで我慢してきた今、様々な問題に対処していけるのか、非常に自信がありません。弁護士にお願いして、全て任せようとも考えていますが、今後の息子になにかあった時のことを考えると、そんなことで大金を使っていいのだろうかと足踏みしてしまいます。
こういった状況の中でも、日々穏やかに過ごすことのできる方法があれば、ご教示下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
奥様と話合いをなさって下さいませ…
『こういった状況の中でも、日々穏やかに過ごすことのできる方法』…は残念ながら無さそうです。今の状況を改善しなければ、心穏やかに過ごすことはとても出来ないでしょう。
ご夫婦の関係は完全に破綻しているようですね。もう関係修復は無理なのでしょうね…関係悪化の原因を今更突き詰めても無意味なことでしょうか。
『言わないで欲しいと言った言葉を妻が発したことで、私が激怒している内容を録音した音声』の存在は、第三者である私に「奥様が普段あなたに警戒をしていて、いつでも音声録音が出来るようにしていること」、また「激怒」とは「奥様に相当の脅威与える行為となったのではないかということ」を想像させます。
あなたは、もちろんその原因は奥様にあると主張されるでしょうが、事実は変えられませんので、あなたにとってそれは不利な方向へ働くでしょう。またもちろんその音声を消去するなどの行為を取れば、証拠隠滅となってますますあなたを追い込むことになりかねません。
今からでも、話合いをすべきだと思います。
弁護士などお金の掛かるお方に入って頂くのは最後の手段として、信頼できる第三者、またはご夫妻お互いの親族を交えて話し合えれば一番良いと思います。
ただ、一方的に相手を非難するだけであれば当然、話合いにはなりません。
奥様のご意見を一旦聞き入れるお気持ちはありますか。
そういったお気持ちになれないのであれば、もう弁護士を立てて、奥様と「戦う」しかないと思います。
とても辛いことでしょうが、奥様との話合いを拒否するのであれば(「妻が話し合おうとしないのだ」とおっしゃるならば)、それしかありません。
出来れば、奥様のおっしゃること一度だけでも御聞きになってみては…と思います。そのことはあなたに不利になるどころか、それが結局は解決への近道になるように思います。
仏教のとても大切な御経文に「和顔愛語」の御文がございます。意味は申さずとも宜しいですよね…仏教は争いを否定する教えです。
どうか、奥様とお話し合いをなさって下さいませ。