パートナーが自死。不倫の罪と。
5年以上一緒に住んでいたパートナーを亡くしました。自死でした。
パートナーと私は、不倫関係でした。
最初は、パートナーを亡くした悲しみ、寂しさ、今考えるとサインはあったのに、どうして気づけなかったのか、もっと優しくなれなかったのか、パートナーを追い詰めてしまった後悔が押し寄せてきました。
だんだん、パートナーのことを本当に思うなら、一緒にいるべきではなかったこと、
パートナーのご家族みんなを不幸にしてしまったこと、
人の気持ちを考えず、狭い自分の世界しか見えていなくて、目先の楽しいことにのめり込んでしまった愚かな自分。
パートナーといた時間は楽しかった、幸せだったけど、全部が罪であったということ。
パートナーのことを愛しい、恋しいと、今思うことも、罪なのではないか。
自業自得だと思いますが、心が2つにちぎれたようで、とても苦しいです。
許されることは望みません。
罪を背負って、これからどのような心持ちで、何をすれば良いのか。
ご教示いただけないでしょうか。
自分の家族は心配してくれますが、優しい言葉をもらう資格もないと思い、こちらを頼らせていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
為すべきことを為してください
こんにちは、初めまして。
「パートナー」を「自死」で亡くされたとのこと、先ずはお悔やみ申し上げます。経緯はどうあれ、あなたの悲しみをお察しします。
「どうして気づけなかったのか、もっと優しくなれなかったのか」等の「後悔」はありましょう。しかし、今は既に過ぎ去りしことです。心残りはあるでしょうが、過去に時間を戻せはしないし、過去はやり直せないのだから、時間を巻き戻すのは少しづつ自重されていく方が宜しいと思います。
あなたは、次のように書いています。
「許されることは望みません。罪を背負って、これからどのような心持ちで、何をすれば良いのか。ご教示いただけないでしょうか」と。
厳しいことを言うようですが、「パートナーのご家族みんなを不幸にしてしまったこと」に気づいているのなら、あなたはこちらに尋ねる前に何をしようと思いましたか。実際、何をしましたか。
不倫関係にあったことが、これまで先方の家族には既知の事実であったのか否かは当方には分かりません。しかし、いずれにせよ訴えられたならば、相応の慰謝料を支払わなければなりません。お金には代えられないけれど、お金にするしかないからです。
まず、不倫関係にあった事実を認め、謝罪する手紙を書き、自分が相当だと思うだけの慰謝料を訴訟を待たずに支払いたい旨を告げるのが筋だと思います。先方が受け取るか受け取らないのかは別の話として。
先ずは、身勝手な行いによって損害を与えた相手に相応の償いをする。
それから、自分の内面のお話です。
「人の気持ちを考えず、狭い自分の世界しか見えていなくて、目先の楽しいことにのめり込んでしまった愚かな自分」とあります。人間は、皆、煩悩という自己中心の心に生きています。今回のパートナーとの出来事で、自分自身の姿に気付かされたのなら、煩悩とどのように向き合うべきかという人生の課題ができたとも言えるでしょう。
煩悩との向き合い方、これは各宗派で違います。
あなたの信仰が分かりませんのでこれ以上は書きませんが、お家の宗派のお坊さんにお話を聞くなり、このハスノハで継続して質問するなりして向き合っていくことを勧めます。
人生をリスタートするために、為すべきことを為してください。
追記
返信ありがとうございました。
アドバイスを受け取ってくれて嬉しいです。
段階を踏んで、やり直していきましょう。
質問者からのお礼
釋 悠水 様
お言葉をいただき、ありがとうございます。
何度も、何度も読んでいます。
>先方の家族には既知の事実であったのか否か
ご存知だとパートナーから聞いていました。
自分の煩悩と向き合うことをはじめます。
お寺にも行ってみようと思います。
謝罪については、四十九日が明けたら行動しようと思います。
何度も読んで、心に刻んで、考えます。
本当にありがとうございます。