自分が今どうすれば?なにをしたら?
こんにちは。以前質問させていただいたものです。
前回「学校に行きたくない」ことについて色々な嫌なことがあるからだ、どうすればいい?というご相談をさせていただいたのですが、行事もひと段落つき、部活も休部という形をとらせて頂くことになりました。
これで普通に行ける。今度は学科の卒業制作に力を入れられる…!と思っていました。
しかし、前より「学校に行きたくない」という気持ちが強まってしまっていました。
先日、このごろ朝起きれないことや一日中の倦怠感が続くことに違和感を感じて内科に受診したところ「起立性調節障害」だと診断されました。お母さんには「多分その事が心の中で不安なんだろうね。でも頑張ったら大丈夫!」と励ましてくれるのですが、それについてはもう学年の先生にもクラスのみんなにも説明して分かってもらっているので、おそらくそれではなくて…
考えてみると、そもそも自分が「今の学科で学ぶことに将来的な意味を感じていない」という決定的なものがありました。確かに舞台芸術をまなぶことは、将来俳優を目指している僕にとってはかなり力になるかもしれませんが、自分が描いている将来像とあまりにもズレてしまっているのです。何よりも、今の学習環境が自分に合っていないなと思い始めたことも一因で、勉強と学科の両立がもはや取れていないというところもかなり苦痛になり始めています。
最近は父に送り迎えしてもらっているのですが、教室に入るのが嫌で怖くて、学校のトイレに隠れて一日をすごしたり、自分で学校に欠席連絡を入れてサボったり、遅刻したり、「ちょっとだけ授業出てきた」というありもしない嘘をついてそれっぽい時間に帰宅したり。欠席連絡のない日も何日かあり、不審に思った担任が家に連絡して僕と両親とで大喧嘩になる大惨事にまで発展してしまいました。
嘘をつき周りを騙し、「学校に行きたくない」という安易な考えを持ったまま学校に行き続けることもつらいですし、高いお金を払って入学させてもらった今の高校から離れるのも考えづらく、親を裏切るようなことはもうこれ以上したくありませんし、出席日数も危惧しているのですが、その意識と体が噛み合いません。
今現在も、学校のトイレから、こっそり打たせて貰っています。
甘え。気の問題。重々承知しています。
ただ、もう自分だけでは解決できなくなってしまいました。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたが生きる道を主体的に選ぶ
ご相談拝読しました。
まず、起立性調節障害という病気について私は詳しくありませんが、調べてみると「自分ではどうにもならない病気」「自分の意志ではコントロールできない症状」という事の様ですね。あなた自身も親御さんももう少しこの病気について理解を深める必要があるのかなと感じましたがどうでしょうか。お母様の「頑張ったら大丈夫」という言葉に少し心配になってしました。頑張ってもどうにもならない、頑張ろうとしても頑張れないつらさをあなたが抱えているのではないかと心配します。
続いて、
>そもそも自分が「今の学科で学ぶことに将来的な意味を感じていない」という決定的なものがありました
とのこと。おっしゃる通り人間は自分の行動や環境に意味を見出せないのが何よりも辛いといいます。
さて、では今の学校生活や学習内容は将来目指す俳優にとって意味の無いものなのでしょうか。
私見ですとそんなことはないのでは?と感じます。というか俳優という職業にとって意味の無いものなど無いでしょう。あらゆる状況・役柄・心情を演じるのですから。
今、あなたが導き出した「意味を感じていない」という答えは、本当にそうであるというよりは、病気の影響もあってか「学校に行きたくない」ということがまずあって、それに合わせるために自分の中で導き出してしまったもののようにお見受けしますがいかがでしょうか。
俳優のなり方について私はよくわかりません。高校を卒業しなくたってアルバイトをしながら劇団に所属するという道もあるのかもしれません。
ですからここからはあなたがどういう道を歩んでいきたいのかという主体性の問題です。
あれが嫌だからこうしよう、ではなく、こうしたいからそのためにはどういう方法があるのか、というように思考を入れ替えましょう。
その上であなたがもしやはり今の高校を卒業して俳優を目指す道を選ぶのであれば、もっと恥も外聞もなく頼れるものを頼る必要があるのかと思います。
送り迎えを校門まででなく教室や職員室や保健室までにしてもらうとか、あるいは先生やクラスメイトに事情を説明して教室まで連れ添ってもらうとか、とにかく自分だけでどうにかしようとしないことが大切な病気なのだと思います。
現実面で難しさは多々あるのでしょうが、結局は全て自分の人生に帰結する問題です。あなたがどう生きたいのかということです。