人生最愛の彼の自死
タイトルの通り、4年半お付き合いし、お互いに運命の相手と信じていた同い歳の彼が先日自死致しました。
運命など簡単に信じるような歳でもありませんが、出会い、このとてつもなく大きな力で引き寄せられる感覚や様々な出来事、そして相手を想う果てしなく大きな気持ちも、全て今まで経験してきたこととは比べ物にならず、人生で1番大切にしておりましたし、して頂きました。
彼はとても複雑な家庭に生まれ育ち、信じていた人達からの度重なる裏切りや、相手の不貞による離婚や病気など、辛いことの多い人生を送っていた人でした。
周りに弱音は吐かず、全て自分で背負い込み、自分の中で解決・消化してからやっと、笑い話に変えて人に話すような強い人でした。いつも明るく笑顔で、常に人の為に生きている、そんな彼でした。
自死の原因は、恐らく親や兄弟が原因かと思います。彼からそれらの悩みがあると伝えられたのは10月の後半、亡くなる2週間ほど前でした。
かなり深刻そうなのは彼の口ぶりや、日に日に思い詰めていく様子などから感じてはおりましたが、「家族のことなので、あまり詳しくは話したくない」という彼の意向により、何があったのかまでは分かりません。
「死のうかと思っている」「生きてはいたい」こんなことを言っていました。
お互いに仕事もあり、また彼は休みの度に実家へ顔を出すようになり、最後に会ったのは10月の半ばでした。
最後になるとは知らず連絡を取った日、全くそんな素振りは見せず、いつも通りおやすみと言い合い、翌日から連絡が取れなくなりました。
連絡が取れない間、私は定期的に連絡を入れておりましたが、10日ほど経った頃、彼と同じ職場の知人から亡くなったことを聞きました。
私と最後に連絡を取った翌日でした。
遺書は携帯の中に残っていた様で家族しか見れず、通夜も葬儀も家族のみで行われた様で、参加すら出来ませんでした。
彼の部屋へ行ってみましたが、既に部屋は空っぽで、思い出も物も、お揃いの食器も、全て無くなっておりました。
それから私の心は死んだも同然で、信じることも出来ず、ただ泣き叫び、助けられなかった自分を責め、何故何も言わずに逝ってしまったのかと相手を責めます。
会いたい、触れたい、声が聞きたい。
一生一緒に居るはずだった人。私の全てでした。どうやって彼の居ない世界を生きていけば良いか分からず、苦しいです。
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これからも彼と共に
拝読させて頂きました。
あなたにとってかけがえのない大切な彼が突然お亡くなりになられてあなたは大変驚かれ深い悲しみの中にいらっしゃることでしょう。あなたのその悲しみやさみしさを心よりお察し申し上げます。
彼が必ず仏様に導かれ一切の迷いや苦しみからも救われて仏様のもと先にいかれた親しい方々やご先祖様と一緒に安らかになりますように仏様にお願いさせて頂き心を込めてご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
彼は必ず仏様がお導きなさって下さいます、そして皆さんに優しく迎えられて一切の苦しみから解放されて心安らかになります。そして皆さんと一緒に心清らかに円満にご成仏なさるのです。これからもあなたを優しく見守り続けて下さいます。
あなたと彼とのご縁はこれからもずっと続いていきます。あなたが悲しい時さみしい時には優しく寄り添いなぐさめて下さり、あなたが楽しい時嬉しい時には共にお喜びなさって下さいます。
彼はあなたとめぐりあいあなたと一緒に喜び合いながらあなたとかけがえのない時間を過ごして生き抜いていかれたのです。あなたと一緒に一生懸命に充実した人生を生き抜かれていかれたのです。
詳細にはわからないですが様々なことが彼の周りでおきて彼を追いつめていかれたのかもしれません、或いはどうしようもないほどに追い込まれてしまったのかもしれません。
あなたのその悲しみやさみしさや後悔のお気持ちは消えることはないかと思います。そのような時にはいつでも彼に心から手を合わせて真心込めてご供養なさって頂きながら、あなたのそのお気持ちをありのまま素直に彼にお伝えなさって下さいね。彼は必ずあなたのそのお気持ちをありのまま全て受けとめて下さいます。そしてあなたを支えなぐさめて下さいます。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様があなたをお導きなさって下さり、彼が必ずあなたを優しく迎えて下さいます。そしてあなたと彼は共に喜び合い分かち合うことでしょう。
あなたがこれからも彼とのご縁を大切になさり心から安らかに豊かにあなたの人生を生き抜いていかれますようにと切に彼にお祈りさせて頂きます。
またあなたのお気持ちをここでもお聞かせ下さいね。或いは分かち合いの会でもお聞かせ下さいね。
http://www.bouzsanga.org/
あなたをお待ちしてますね。
質問者からのお礼
お返事が遅くなり申し訳ございません。
頂いたお返事を何度も読み返し、何度も涙し、何度も心に刻もうとしました。
ですが、あれから半月経ちましたが、まだまだ心の整理はつきません。
彼が自分で決めたこと…と思っても、どうしても遺された立場から「なぜ、どうして」が頭から離れません。
彼と一緒に明日を迎えたかった。
明日も明後日も明明後日も、彼と一緒に迎えたかった。
わたしの心は、彼が亡くなった日に一緒に死んでしまったようです。
まだまだ受け止められるまで時間がかかりそうです。
また苦しく、辛い時はお話を聞いて頂けますと幸いです。
この度は温かいお言葉をありがとうございました。