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再就職で新たにスタートしたい

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35歳、看護師です。
今年度より、5年勤めていた病院内で検査室から病棟への移動がありストレスから適応障害となり休職中です。

休んで2ヶ月、自分なりに自分を見つめ直しておりました。周りの目を気にしてしまう自分、周りに上手に助けを求める事ができなかった事(一度で理解できないと怒られるという経験があり聞けなかった、また数年看護師をしていく中でプライドもでていたのだと思います)、失敗した時に周りに責められる以上に自分でも自分を攻めていた事、自分への理想が高く仕事ができないというありのままの自分を受け入れられなかった事、色々な事が見えてきました。

一時は、精一杯頑張ったのに体調も心も崩して乗り越えきれなかった自分が悔しくて悲しくて恥ずかしくて、自分が価値のないものにしか感じられず世の中から自分を抹消したい気持ちに支配されていましたが、最近ようやく前を向いて進もうという心が芽生えてきました。
しかし、環境を変えて新しく就職するにあたり迷っています。

①急性期
今まで勤めていたところは超急性期なので、前に比べれば少しは患者さんの病状が落ち着いていることが予測されますが、それでも急性期。予断を許さない方もおられるので精神的なストレスは慢性期に比べて大きいです。一方で、勉強にはなるのでこのスキルを身につければ今後看護をしていくなかでの対応力も身に付き、今後の看護に生かされると考えています。
②慢性期
状態が落ち着いている患者さん。医療処置よりも日常のケアがメインです。性格的にはこちらの看護の方が向いているのではないかと思いますが、看護師としてのスキルアップはあまり期待できません。

現在、就職活動を焦ってして急性期の病院へ合格したのですが、病棟経験が浅く、ストレスに耐えきれるのが不安があります。また以前みたいに心身疲れて毎日が灰色になったら、、まだお断りができる状態なので断ってしまおうか。でも35歳、ここを逃せば今後チャレンジは難しい。
そもそも看護師は引く手あまたで選べるから迷っているけど、せっかくご縁があったのに選ぶなんて贅沢なのか。いや、もうストレスの少ない慢性期にしようか、性格的にも向いていそうだし。と、頭の中で堂々巡り、決めきれません。

こんな私にアドバイス、仕事とは、生きていくこととは、喝!何でもいいのでお言葉をいただけないでしょうか。宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人を看てください

 この感染症が蔓延している中、医療現場で働いている方々には頭が上がりません。お疲れ様です。ご自愛ください。
 さて、私は専門家ではないので、急性も慢性もわかりません。しかし、あなたに私から言えることは人を看て欲しいと思います。
 患者さんの申し送りは多量にあり、特別な変化や手術などの前にはカンファレンス。覚えることは無数にあります。臨機応変な対応も求められます。でも私から言いたいことはどの職業にも言えますが、目の前の個人を看て欲しいです。表情や仕草、発言などでその人が何を求め、何がしたいか?を見極め、自分はどのような行動をすべきか?考えながら行動してほしいです。他職員の意見の食い違いは傾聴程度にしたら、あなたも楽になりませんか?
 看護師さんは病院以外にも、訪問看護や介護施設も求められます。病院のみにこだわらず、もう少し道の幅や路線を増やしたらどうでしょうか?

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はじめまして、北海道白老のはくりょうと申します。
りんごさんのお悩み、読ませていただきました。
日々のお勤め、お疲れ様でございます。
いやはや大変な経歴をお持ちなのですね。介護経験からの看護師資格はとても貴重なる人材です。

今はりんごさんにとって成長の時期。あれこれ不安不満、焦り後悔…。色んなものが噴き出して来る時期のようです。
ですがそれらは、あって当然感じて当たり前のものです。

「自分を攻めていた」「ありのままの自分を受け入れられなかった」「自分が悔しくて悲しくて恥ずかしくて」…と、自己分析ができるくらい頭の良いりんごさん。真面目で優しい方なので、ついつい頑張りすぎてしまうのでしょう。今は、肩の力を抜いてペースを落とし、8割でやってみてください。

実はぼくも、坊主しながらリハビリテーション科にいました。柔整で、術後の急性期や慢性期の患者さんもみさせてもらってましたが、看護師さんたちにはずいぶん助けられましたよ~
急性期病棟も慢性期病棟も、どちらも勉強になるし、大変さも責任もどちらも同じだと感じております。どちらを選ぶのもりんごさん次第です。
ですが、もしイヤだったり合わないと感じたら、心身を壊す前にどんどん次に行ってください。

真面目で温厚、思いやる事ができて優しいナースのりんごさん。これからも、どんどん悩んでどんどん成長して行ってください。ぼくのような半端坊主よりも、世の中の為になる人材です。

りんごさんの、健康とご活躍をお祈りいたしております。
                     はくりょう拝

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