この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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犀の角のように・・
こずえ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
まず、私たちは一人(独り)で生きていけるような存在でありません。
様々な支えや助けによって生かされて、何とか生きることができる存在でございます。
僧侶であってもなくても、このことは変わりありません。
ただ、スッタニパータに出て参りますように「犀の角のようにただ独り歩め」という意味においては、世間の八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)にとらわれずに、仏道を真摯に歩みなさい、ということになります。
この場合では、悟りを求めるという「菩提心」の意志を高く持ち、世間的な幸せや楽、世間的な浮き沈み事に左右されずに、という意味合いとなります。
こずえ様も、何か大きな目標や夢がおありでしたら、そこへと向けて意志を強く保ち、少々のことにはめげずに、忍耐すべきは忍耐して、頑張って一生懸命に取り組むというイメージになりますでしょうか。
とにかく、私たちは一人で生きていけるような存在ではありませんので、支え合い、助け合い、分かち合いも大切なことにはなります。
少しでも何か参考となりましたら幸いです。
川口英俊 合掌
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有り難し
質問者からのお礼
ご返事ありがとうございました、。れからも前を持って生きていきます。