結婚できるか不安でたまらないです。
私は今までお付き合いをした事がなく、いつも片思いで終わってしまいます。
自分の容姿も良い方では無く、また仕事に没頭していたので、出会いがありませんでした。
そんな私ですが、一昨年前から良いなと思えて度々お会いしていた人が現れました。
積極的にアプローチもしましたが、先日その人に彼女がいるという事が分かりました。
気がついたらもう30代です。
仕事にはやりがいもあり家族も元気なので、生きがいはあるのですが、子どもが欲しい自分の家庭を築きたいという気持ちが強いです。
どうしても結婚したいので結婚相談所やお見合い、アプリや紹介などで色々な人と出会うようになりました。
ですが自分のことを良いよと言ってくださる人が居ても、正直条件には合わない方だったり、私が前の片思いの人を思い出しお断りしたり、また私がいいなと思える人にはお断りされたり、一向に縁に結びつきません。
結婚相談所の方には年齢が年齢なので、縁があるのも珍しいと思った方が良いと言われます。
また新しい出会いをしても自分の容姿でお断りをされる事もあり、だんだんと自信がなくなってきました。
また職場の嫌な上司が独身は駄目だ、と雑談の中で平気で話をしたり、私と同じくらいの娘が孫を産んだのに…と嫌味なことを言ってこられ追い討ちをかけてきます。
結婚したいという思いは募って行きますが、何度も失敗している現実が辛いです。
私も自分に自信を持ちたいとダイエット、メイク、服装など努力して一年前と随分変わりました。
私には良縁と言うものがあるのでしょうか?
不安で仕方が無いです。
お言葉を頂けると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「良縁」
こんにちは、初めまして。
「仕事にはやりがいもあり」「生きがいはある」とのことで、誠に結構なことだと思います。忙しくもあり、充実してもいるということなのでしょう。
「私には良縁と言うものがあるのでしょうか?」とお尋ねです。
仏教では、人間は煩悩という自己を中心とした眼の中に生きている、と教えます。つまり、人間全般に自分の受け入れやすいことを善良とし、受け入れ難いことを邪悪と捉える傾向があるということです。勿論、成人として、社会人として一定の節度や、是々非々で物を考えられるのは言うまでもありませんが、自分の幸福、プライベートなことほどこの傾向は遠慮がなくなるものです。
念の為にいいますが、この煩悩の影響下にあるという点では、私もあなたも同じです。このため、私は上からあなたに言っているのではないことを理解してください。
ここまでで考えると、あなたにとって「良縁」の「良」とは何でしょうね。
「自分のことを良いよと言ってくださる人が居ても、正直条件には合わない方」というのは、再考すべき余地がありませんか。
私は、このハスノハノ相談を始めたときから、質問のニーズが多いのでyoutubeで結婚相談所の方のアドバイス動画などを少しづつ観ています。
それを踏まえて、付け焼き刃のような指摘かもしれませんが、気になった点を2ついいます。
「私が前の片思いの人を思い出しお断りしたり」とあります。「片思いの人」のような、美化された思い出、良いところだけを切り取った印象でもって、現実の人と比べるのは止めませんか。映画俳優と比べるのに近いです。現実目の前にいる人の良いところを、現実的に見ていくことが必要かと思います。
「私がいいなと思える人にはお断りされたり」とあります。結婚相談所、アプリでも、「いいなと思える人」に女性の申し込みが集中する傾向にあるそうです。一方、男性は40代、50代になっても若い女性を求める傾向にあり、ミスマッチが起きるているようです。「結婚相談所の方には年齢が年齢なので、縁があるのも珍しいと思った方が良い」というのは厳しいですが事実でしょう。
現実に縁がある人を、無理が少ないところで「良縁」と思えるかどうか。
「良縁」はやってくるものではなく、あなたが見出していくものだと思います。
追記
返信ありがとうございます
アドバイスがお役にたてば嬉しいです
自分を変えていこうと努力なさっています。
質問者からのお礼
お話ありがとうございました。
そうですね、お恥ずかしながらどうしても周りと比べて良い方に良い方にと考えていた自分が居たように思います。
厳しくも温かいお言葉に私も考え直しました。
自分の現実を受け入れて、次の出会いでは自分のこだわりを捨てて相手をしっかり見ていこうと思います。
自分で良い縁を作れるように心に留めておきます。
ありがとうございました。
和田様
ご回答ありがとうございます。
自分の頑張りを認めて頂けると嬉しいものですね。
日によって後ろ向きになりそうな時もありますが、新しい出会いを信じて頑張ろうと思います。
背中を押して頂けた思いです。
ありがとうございます。