生まれてきたことに対する復讐心があります
よく「苦しい環境の中でも生かされてることに感謝しなさい」という言葉を聞きますが、私は自分が生まれてきたことに対して、両親を含め、復讐をしたいという気持ちなってしまうことがよくあります。以前、夫の暴力による離婚のことについて一度ご相談させていただきましたが、特に、それ以来この気持ちがまた表面にでてきました。思春期の時にもあり、一旦落ち着いた時期もありましたが、やはり心の奥底にこういう気持ちがあり、消えません。母親とは以前から折り合いがよい方ではありませんが、今はこの状況の中で、口喧嘩になると、「それなら私を生まなければよかったでしょう!」と心底思い、言ってしまいます...。それで更に母を傷つけて罪悪感に苦しみますが、本心であり、どうしようもありません。。。
我が子と過ごしてて、幸せを感じることもあります。でも、こんなはずじゃなかった、周りは皆ちゃんとパートナーに大切にされながら子供を育てているのになんで自分だけ、自分なんていなければいい、父親がいない子供を育てても不幸にするだけ、と感じることの方が多いです。まだ0歳の我が子を愛おしいと思えば思うほど、この子にはいい未来があるはずなのに、私が台無しにしているように思ってしまいます。母親は一生懸命子供の世話を手伝ってくれていますが、口では「親不孝者」と責められます。こうなったのも、私が悪いと言われます。
これでも生き続けなければならないのでしょうか。いっそ死んでしまいたいと思い、色々と方法を探ったりもしてしまう毎日です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を責めない。
なる 様 相談ありがとうございます。
復讐心とは穏やかじゃないですね。わかる気もしますが。
親子の葛藤はたいていの親子関係ではありますし、解消されない場合もあります。
ただ、それで、自分を責めるのはやめましょう。
さらに、パートナーがいない子育てを、不幸にするだけと、ネガティブで恥の様に感じるのもやめてください。実は自分を責めたり、恥を感じてしまうのは、貴女のせいではありません。人間の脳の機能のせいです。
あなたのこれまでの経験などで、脳が脅威を感じ、自分を責める・恥を感じるという状況を作り出しているのです。ただこの脳の機能は、自分を守るためにも機能しています。脅威を感じることがなければ、おそらくもっと酷い結果になっていたでしょう。闘争に火がついてしまうような結果です。
さらにこの脳の機能は厄介で、ポジティブ感情を感じにくくさせます。
つまり、自分を責めて、いつも不安で、恥を感じている状況を長く作り、安心で安全で落ち着いて愛情を感じにくくしているのです。
では、どうすればいいかと言うと、自分に思いやりを向けることです。優しさや愛情、寛容さ、癒しを自分に向けてください。
ゆったりとゆっくりとした呼吸を繰り返し、出る息、入る息に意識を向けます。そして、今ある状況を善悪の判断、善し悪しの判断をせずに、ただ眺めるのです。(マインドフルネスの瞑想の一つです)そして、しばらくただ客観的に眺めて、落ち着いたら、自分の心に思いやりを向けます。自分の中の愛情に気づくことです。
「我が子と過ごしてて、幸せを感じることもあります」この感情をゆっくりと感じていくことです。この愛情、思いやり、優しさの感情感覚を膨らませてください。
自分の心で段々と意識して大きくしていってください。イメージで構いません。
日々続けることが肝心です。そして、なる様が愛情に満たされ、それが溢れるようになるとしたら、お子様にどのような笑顔で接するのでしょうか?想像してください。これを続けてください。慈悲(コンパッション)の実践があなたを変えますよ。参考にしてください。
追伸:お礼メッセージありがとうございます。難しい時は、脳が自動反応してると思って、自分のせいじゃ無いと思って、繰り返してください。日々の実践を続けることが肝心です。さらに感謝の日記を1行ずつ毎日続けるというのもいいですよ。再礼
質問者からのお礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。アドバイス、本当にありがとうございました。
読んだ日から、いただいたアドバイスを日々実践しており、幸せを感じる日もでてきました。ただし、周りでパートナーに大事にされ、妊娠、出産している友人などを見ると、どうして私だけ大事にされないのか、と気持ちがぐちゃぐちゃになってしまい、皆も不幸になればいい、と感じてしまいます。なかなか、難しいです。。。